みなさまこんにちは、東大セミナーの大木です。
高校3年生のみなさん、
国公立大学入試、私立大学入試お疲れ様でした。
私立大学に合格して進学を決めた皆さんは
大学入学後に向けて、
国公立大学前期試験の受験を終えた皆さんは
後期試験に向けて、
学習を継続していきましょう。
そして中学3年生のみなさん、
いよいよ公立高校入試本番ですね。
これまでの努力の成果を当日余すことなく
発揮できることを願っております。
今回のブログでは、
新高校1年生に向けて、
高校入学前に実施すべき学習についてお伝え致します。
目次
公立高校入試では、
5教科の配点が均等であるため、
「この科目が入試戦略上特に重要!」
というものはありませんが、
大学入試では科目によって配点が異なります。
自身の受験大学や学部に応じて
重点科目が変わってくるので、
細やかな戦略が必要になってきます。
とはいえ、高校に入学したばかりの段階で
受験大学・学部までを
決定できている生徒は少ないので、
全高校1年生にとって
重要な科目という視点で考えると、
英語と数学が特に重要になるといえます。
まず、英語ですが、
修得すべき語彙数が圧倒的に増えます。
覚えなければならない英単語の数は、
中学までは約1200語でしたが、
高校になると、
大学入学共通テストレベルでも約1800語、
さらに国公立大学等も視野に入れると
さらに約1000語と、高校卒業時までに
合計約4000~5000の英単語を
修得する必要があります。
次に数学ですが、
中学までは「数学」1科目でしたが、
高校からは「数学Ⅰ」「数学A」「数学Ⅱ」
「数学B」「数学Ⅲ」
(「数学Ⅲ」は理系進学生徒のみ)
に細分化され、
科目ごとに多くの単元が存在していますので、
圧倒的に学習量が増えます。
当然難易度も上がりますので、
やはり数学も重要科目といえます。
ですので、新高校1年生としては、
英数の授業にしっかりとついていけるように
準備しておくことが、
最重要課題といえるでしょう。
高校での学習は、量・質ともに
中学のそれとは比較にならないため、
計画的に学習を進めていくことが必須です。
その際、学習計画の指針となるのが
「シラバス」です。
高校での授業は、全科目、
このシラバスに基づいて進められます。
シラバスには、定期試験毎の範囲や、
各教材の進め方などが詳細に書かれていますので、
学習計画を立てる際は、
必ずこのシラバスを手元に置くようにしましょう。
シラバスは、入学時、進級時に
学校で配布されますので大切に保管しておきましょう。
高校に入学すると、
最初にいきなりテストが実施されます。
中学校までは、公立中学校を前提に考えると、
様々な偏差値帯の生徒の中での
自分の位置というものが
3年間かけてある程度固定されてきました。
しかし、高校という場所は、
自分と同じ偏差値帯の生徒たちが
集まる場所ですから、
そのようなこれまでの自分の位置が
大きく変わる場所でもあります。
そしてその最初の機会が
入学後のテストということになるわけです。
この結果が生徒たちに与える影響は
小さくありません。
「中学時代は常に上位にいたのに、
高校に入った途端、
これまで取ったこともないような順位だった…。」
「ショックが大きい…。」
といった状況になるのはいわゆる「高校あるある」です。
ですから、
そのような状況に陥らないような準備を
高校入学前に整えておくことは、
高校生活のスタートダッシュを切るうえで
とても大切なことといえます。
ここまでの話をまとめると、
新高校1年生が高校入学前に
準備しておくことは下記3点に集約されます。
高校入試が終わって
一息つきたい気持ちもわかりますが、
逆にそういう時期だからこそ、
周りと差をつけるチャンスでもあるのです。
高校入試までの緊張感をそのまま維持し、
高校の入学式を迎えましょう。
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