みなさんこんにちは。東大セミナーの大木です。
高校3年生・中学3年生のみなさん、入試お疲れ様でした。
春から始まる新生活に胸躍らせていることでしょう。
素晴らしい大学生活、高校生活になることを祈っております。
さて、今回のコラムでは、新高1生の春休みの過ごし方について記載します。
新高1生の皆さんは、まず、勉強を予習型に切り替えて下さい。
これが最優先事項です。
ただし、予習型といっても、効率の良い予習型に切り替えることが必要です。
なぜなら、予習にいくら時間をかけても復習に時間をかけなければ成績は伸びないからです。
中学校までと違い、高校では未習範囲の予習が必須になります。
春休みに高校から課された宿題でも実感したと思いますが、
未習範囲の問題を解いていくことが高校の授業の大前提になります。
そうすると、必然的に予習にかかる時間が多くなり、復習にかける時間が短くなります。
そして内容が難しくなるにつれ、さらに予習にかける時間が多くなり・・・。
これが、高校1年生が躓く典型的なパターンです。
これを回避するために必要なのが、効率の良い予習型学習習慣の確立です。
東進衛星予備校での指導がその一例として挙げられます。
既に東進を始めている新高1生は、高校最初の単元をこの春休みに映像授業で学習し、
その範囲の問題演習をしてから高校に入学します。
したがって、高校の授業は2回目(復習)になります。
そして、授業後に課される宿題も当然復習になるので、
インプット1に対してアウトプット2という比率で学習を進めていきます。
インプットとアウトプットの黄金比3:7に近いですね。
春休み中にこのようなサイクルに切り替えておくことは非常に重要ですので、
春休みの課題をやってあとはのんびりという生徒は、
早々に予習型に切り替えて残りの春休み期間を過ごしてください。
ここでの差はGW、夏休みを経て少しずつ広がっていきますよ。
次に、中間テストの目標を決めましょう。
具体的には、中間テストの日程と範囲を把握して、
該当範囲の問題集の分量を定量化し、
残り日数で割った際の一日当たりの勉強量を算出し、スケジューリングしましょう。
中間テストの日程に関しては、高校のHP等から情報を得ましょう。
範囲に関しては、学校から配布された「シラバス」なるものに記載されています。
スケジューリングは、予習、復習、部活、遊びの時間を除いた
「学習可能時間」を算出し、
定量化された学習量を日々の「学習可能時間」に応じて配分しましょう。
中間テストで上位をとり、高校生活の良いスタートを切ることは、
今後の高校生活をより楽しく有意義なものにするために大切なことです。
受験が終わって間もないですが、高校受験自体は目的ではなかったはずなので、
しっかりと次の目標を決めて動き出しましょう。
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