「夏期受験合宿」で学んだ超暗記法 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2018.08.31保護者通信

「夏期受験合宿」で学んだ超暗記法


みなさん、こんにちは。

あっという間に1ヵ月が過ぎ、夏休みも終わりを迎えようとしています。

教室では、ひと月前と顔つきや姿勢が異なる受験生たちが勉強に取り組んでいます。

今回は、「受験生」に変わるきっかけの一つとなった「中3生夏期合宿」について、レポートします!

 

 

「成長を体感できた3日間」


 

81日~83日までの3日間、

富山県黒部市ふれあい交流館「あこや~の」にて、

中学校3年生対象の夏期受験合宿を実施しました。

 

この合宿では、来春の高校入試の模擬として、「バーチャル模試」を受験し、

合格発表では「合格」・「不合格」の通知もされます。

「いつか、受ける入試」から現実的なものになり、

参加した133名の生徒たちは、現状に不安や危機感を持ち、

「自分を変えたい!」という気持ちで臨んでくれたように思います。

 

 

実際に、合宿に参加してくれた生徒達を見ていると、

合宿後に学習に対する姿勢や表情が変わった生徒も多く見受けられます。

バーチャル入試で合格した生徒は、「本番の入試でも合格したい!」

不合格だった生徒は、「本番の入試では絶対に合格する!」と、

この体験を通して、それぞれに感じるものがあったようです。

 

また、驚くことに挨拶や言葉遣いにも変化が表れてきました。

それまでは教室で上手く挨拶できなかった生徒も、

合宿後には元気に声を出して挨拶できるようになりました。

それと同時に、周りの仲間に気配りや質問をするときの言葉遣いなど、

直接学習と関係ないところにも生徒の成長を感じられます。

 

合宿を通して、生徒たちの成長は無限大だということに改めて気づかされました。

 

 

東大合格にも通用する「学習法」とは


 

今回の合宿では、「バーチャル入試体験」だけでなく、

「テスト」に向けた学習法を習得する機会として、生徒とともに取り組みました。

これは、高校受験だけを見据えた学習法ではなく、

その先の大学受験に向けても有効的な学習方法で、

実際に東大に合格した生徒達の学習法を参考に分析を行い確立させたものです。

生徒たちも、合宿中だけでもかなりの効果を実感していたようです。

普段、「学習法」については様々な助言をもらうことはあっても、

それを実践して、さらにはその成果を実感しなければ継続した行動にはつながりません。

 

今回の合宿では特に「驚くほど頭に入る記憶法」を使いながら学習を行いました。

 

皆さんは、初めて見る英単語を30個覚えたかったとしたら、どのように覚えますか?

今回生徒たちが実践したのは、「返し縫い記憶法」です。

 

 

その方法とは、

1.今回であれば30個を一度に覚えられそうな【10個×3】に分ける

2.最初の10個(①)を2分で覚え、覚えたかどうか、1分でテストします

3.次の10個(②)を2分で覚え、また、1分でテスト

4.次は①に戻って、覚えているかどうか、1分テスト

5.最後の10個(③)を2分で覚え、また、1分でテスト

6.②に戻って、覚えているかどうか、1分テスト

7.③に戻って、覚えているかどうか、1分テスト

8.最後に①②③を覚えているかどうか、3分テスト

 

「暗記なんてただ覚えるだけ」と一言で言っても、

実際はどう覚えたらよいか、教えてもらうことはありません。

その点、この「返し縫い記憶法」を使えば、

テンポよく行うことができるので15分ほどで30語扱うことができ、

また、ただ書き写すだけでなく、「テスト」で記憶を思い起こす工程があるので、

完璧に覚えることが可能なのです。

 

時間を計りながら、返し縫い記憶法を実践!

 

実際に、合宿が終わってからも継続している生徒の姿を見ると、効果は明らかです。

「英単語、社会や理科の知識問題の暗記をどのようにすればよいか」

という質問がなくなりました。

 

目指すは高校に入学だけでなく、その後も通用する自分の学習方法を確立することです。

そうすることで学習面に対する不安もなくなり、

どの教科でどのような助けが必要なのかという分析も自らできるようになります。

 

今年の東大セミナーの指導はこのような「学習法」に特化し、生徒たちをサポートしていきます。

秋にも「高校受験対策講座」で時間との戦いを制する方法を指導し、

「秋期合宿」ではさらなる学習法の修得を目指すべく、

学習法の実践と確立をテーマに指導していきます。

 

生徒たちの可能性を最大限にするためにも今後も全力でサポートしていきます。

ご期待ください。

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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