2025年度東大・京大数学ピックアップ!~思考プロセスを紐解く~ - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2025.03.01一推し入試問題!

2025年度東大・京大数学ピックアップ!~思考プロセスを紐解く~


 

皆さんこんにちは。東進衛星予備校 金沢南校の北川と申します。

今年も2月25日、26日(一部医学部は27日も)に国公立大学の二次試験が実施されました。出かける受験生たちを激励し、全力を出せるように願いながら送り出すのは毎年の恒例[1]であるわけですが、私にとってはまた別の意味で楽しみな日でもあります。

何と言っても日本中の国公立大学が、一斉に良質な数学の問題を発表する2日間ですからね。今年はどんな問題に出会えるのだろうかと楽しみでしょうがないわけです。

今年は東京大学と京都大学の問題から1問ずつをピックアップして、解説していきたいと思います。両大学とも面白い問題が多く、1問に絞るのは心苦しいところもあるのですが、全部解説を書いていると僕が死んでしまう[2]のでご勘弁ください。

それではさっそく始めていきましょう!

 

 

[1] といいつつ毎年ドキドキです。

[2] 東大の問題はすべての問題に対してまだ細かい解説を作っていないのでそもそも書けないです(流石に1人では2日で解説を作りきるのはとても無理でした……)。

 


目次

1.東京大学理系第4問~やっぱり今年も出るぞ、整数問題!~

2.京都大学理系第6問~二歩目を踏み出すのも勇気~

3.おわりに


 

 

1.東京大学理系第4問~やっぱり今年も出るぞ、整数問題!~


 

最初に紹介する問題はこちらです。

 

この問いでは,\(0\)以上の整数の2乗になる数を平方数と呼ぶ。\(a\)を正の整数とし,\(f_a (x)=x^2+x-a\)とおく。

(1) \(n\)を正の整数とする。\(f_a (n)\)が平方数ならば, \(n≦a\)であることを示せ。

(2)\( f_a (n)\)が平方数となる正の整数\(n\)の個数を\(N_a\)とおく。次の条件(i),(ii)が同値であることを示せ。

(i) \(N_a=1\)である。

(ii) \(4a+1\)は素数である。

 

学習指導要領の改訂で共通テストの出題範囲からも外され、学校によっては授業でも後回しにされるようになった「整数の性質」。しかし、東大は「いや、教科書には載ってるし、出すって予告してたし、そりゃ普通に出すけどね?」と言わんばかりの勢いでゴリゴリの整数問題を出題してきました。

しかも、難易度的には決して簡単ではない問題でした。現時点で駿台,代ゼミは標準、東進はやや難という評価を下しています。去年の整数問題ほどは難しくはないですが、思考のドツボにハマると面倒なことになりそうです。

(1)はそれほど難しくありません。別の平方数で上から押さえることで、\(f_a (n)\)が平方数となりうる条件を絞ってしまえば、あとは流れ作業で解くことができるでしょう。

(2)がこの問題の本丸といった感じです。

特に(i)⇒(ii)の証明は少し複雑でした。ポイントとなる箇所は2つありました。

第一に、直接証明したい言明を証明しに行かないということが重要でした。(i)⇒(ii)は、「某ならば某は素数である」というような言明ですが、一般に結論として直接「素数である」ことを導くのは少し大変です。ここは背理法を使い、「(i)を満たすが(ii)は満たさない例があるとする」とするか、対偶を取って「(ii)でないならば(i)でない」という形にしないとなかなか難しいと思います(下記の解答は後者にしました)。

二つ目のポイントは、\(f_a (n)\)が平方数となる非自明な値を構成できるかどうかです。下記の解答では無から湧いてきたように書いていますが、(ii)⇒(i)の証明と同様、\(f_a (n)\)を考える代わりに\(4f_a (n)\)を考えることがカギです。いずれにせよ、\(4f_a (n)\)を使って、無理やり式の中に\(4a+1\)という形を出現させることができれば、証明としては前進することでしょう。

きっちり対策した人は(時間はかかるかもしれませんが)充分に完答が狙える問題であり、あまり数学が得意でない人も(1)と(ii)⇒(i)の証明で部分点を狙うことは容易いでしょう。(i)⇒(ii)の証明が正しくできたかどうかで差が付く問題でした。

 

解答は以下の通りです。

 

(1)
\(a\)は正の整数であるから、任意の自然数nに対し、\(n-a<2n+1\)が成り立つ。つまり、

\(f_a (n)=n^2+n-a<n^2+2n+1=(n+1)^2\)

が成り立つ。しかるに、\(f_a (n)\)が平方数であるとき、ある\(0\)以上\(n\)以下の整数\(m\)が存在して\(f_a (n)=n^2+n-a=m^2\)と書くことができる。この式を整理して、

\(n-a=(m-n)(m+n)\)

を得る。ここで、\(n\)は正の数であり\(m\)は負の数でないから、\(m+n>0\)である。
一方で、\(0≦m≦n\)であったから、\(m-n≦0\)である。

つまり、\((m-n)(m+n)≦0\)が分かるから、\(n-a≦0\)であり、しかるに\(n≦a\)である

 

(2)

★(i)ならば(ii)の証明

「(i)ならば(ii)」を証明する代わりに、対偶「(ii)でないならば(i)でない」を証明する。

つまりは命題(*)「\(4a+1\)が素数でないならば、\(N_a=1\)ではない」を示す。

まず、\(a\)は正の整数であるから\(4a+1≧5\)であり、\(4a+1\)が素数でないことと合成数であることは同値である。また、\(f_a (a)=a^2\)は平方数であるから、\(a\)がいかなる正の整数であっても、必ず\(N_a≧1\)である。\(N_a\)は整数だから、このとき\(N_a=1\)でないことは\(N_a≧2\)であることと同値である。よって命題(*)は命題(**)「\(4a+1\)が合成数ならば、\(N_a≧2\)である」と同値であり、これを示せばよい。

さて、\(4a+1\)が合成数であるとすると、ある正の奇数\(p,q(p≧q≧3)\)が存在して、\(4a+1=pq\)と書くことができる。ここで、\(p,q\)は奇数であるから、\(p≡q(mod4)\)である [3]

 したがって、\(p+q≡2p≡2(mod4)\)がなりたち、\(p+q-2≡0(mod4)\)である。
以上より、\(\frac{(p+q-2)}{4}\)は整数である。

ところで、\(f_a (\frac{p+q-2}{4})=(\frac{p+q-2}{4})^2+\frac{p+q-2}{4}-\frac{pq-1}{4}=(\frac{p-q}{4})^2\)が成り立ち、\(p≡q(mod4)\)かつ\(p≧q\)なので、\(\frac{p-q}{4}\)は\(0\)以上の整数であるから、\(n=\frac{p+q-2}{4}\)のとき\(f_a (n)\)は平方数になっている。

また、\(a-\frac{p+q-2}{4}=\frac{pq-1}{4}-\frac{p+q-2}{4}=\frac{pq-p-q+1}{4}=\frac{(p-1)(q-1)}{4}>0(∵p≧q≧3)\)であるから、\(a>\frac{p+q-2}{4}\)である。よってこのとき、\(f_a (n)\)は\(n=a,\frac{p+q-2}{4}\)という異なる2つの\(n\)の値で平方数となっており、\(N_a≧2\)であると言える。

★(ii)⇒(i)の証明

ある\(0\)以上の整数\(m\)が存在して、\(f_a (n)=m^2\)と書けたとする。この時、\(4f_a (n)={4n}^2+4n-4a={4m}^2\)であり、これを整理して\(4a+1={4n}^2+4n+1-{4m}^2\)を得る。右辺を因数分解することで、\(4a+1=(2n+1-2m)(2n+1+2m)\)を得る。

さて、仮定から\(4a+1\)は素数であったから、これが\(2n+1-2m,2n+1+2m\)という2整数の積に分解されるとき、\(2n+1-2m≦2n+1+2m\)であることと、((1)の考察から\(m≦n\)なので)\(1≦2n+1-2m\)であることに注意すると、

\begin{eqnarray}
\left\{
\begin{array}{l}
2n+1-2m=1 \\ 2n+1+2m=4a+1
\end{array}
\right.
\end{eqnarray}

を得る。これを解いて\(n=m=a\)を得る。
つまりこの時、\(f_a (n)\)が平方数となるような\(n\)は\(n=a\)に限られ、特に\(N_a=1\)である。

 

ちなみに、 \(4a+1\)で素数や平方数と言えば、フェルマーの二平方和定理[4]という定理が知られています。この問題を解く上では知っていることで有利になるようなものではない[5]のですが、素数と平方数の間に存在する奇妙なつながりの1つとして調べてみるのも面白いでしょう。

 

[3] \(p,q\)が奇数なので、\(p,q\)を4で割った余りは必ず1か3になります。ここで\(p,q\)を4で割った余りが異なるとすると、\(pq≡1×3≡3≡1≡4a+1(mod4)\)となり矛盾します。

[4] 以前の記事(https://www.tohsemi.com/white-board/13276.html)で、ドン・ザギエによるエレガントな証明を解説しています。

[5] というかこの定理を知っていて有利になる問題って競技数学においてあるのか……? 何かご存じの方がいらっしゃればご一報ください。

 

 

 

2.京都大学理系第6問~二歩目を踏み出すのも勇気~


 

次に紹介する問題はこちらです。

 

\(n\)は\(2\)以上の整数とする.1枚の硬貨を続けて\(n\)回投げる.このとき,\(k\)回目\((1≤k≤n)\)に表が出たら\(X_k=1,\)裏が出たら\(X_k=0\)として, \(X_1,X_2,…,X_n\)を定める.

\(Y_n=\sum_{k=2}^{n} X_{k-1} X_k \)

とするとき, \(Y_n\)が奇数である確率\(p_n\)を求めよ.

 

\(Y_n\)の計算方法を考えると、\(Y_{n+1}\)は「\(X_n\)が\(0\)であるか1であるか」と「\(Y_n\)が偶数であるか奇数であるか」という2つの要素に影響を受けるはずです。見方を変えれば、これは「\(n\)回目の試行が終了した時点の状態と、\(n+1\)回目の試行結果によってのみ、\(n+1\)回目の試行が終了したときの状態が決定する」という構造であることが理解できます。

このような構造の問題に対して使える有力な手段といえば漸化式ですよね。実際、以下のように場合分けをして漸化式を立てることができます。

・\(X_n\)が\(0\)かつ\(Y_n\)が奇数である確率を\(q_n\)

・\(X_n\)が\(0\)かつ\(Y_n\)が偶数である確率を\(r_n\)

・\(X_n\)が\(1\)かつ\(Y_n\)が奇数である確率を\(s_n\)

・\(X_n\)が\(1\)かつ\(Y_n\)が偶数である確率を\(t_n\)

こう定義すると、\(q_n+r_n+s_n+t_n=1\)が成り立ち、かつ、以下の通り漸化式が成立します。

・\(q_(n+1)=\frac{1}{2}q_n+\frac{1}{2}s_n\)

・\(r_(n+1)=\frac{1}{2}r_n+\frac{1}{2}t_n\)

・\(s_(n+1)=\frac{1}{2}q_n+\frac{1}{2}t_n\)

・\(t_(n+1)=\frac{1}{2}r_n+\frac{1}{2}s_n\)

これですべての必要な情報を式におこすことができました。あとはこれを解けばよいだけ……なのですが、適当にゴリゴリやっても上手くいきません。実はこの問題、漸化式という一歩目を踏み出すまでは非常に簡単なのですが、その先に進むことが難しい構造になっていました。

鍵を握るのは、「いま求めたいのが何であるか」と「小さい数での実験」です。

まず、いま求めたいのは、個別の\(q_n\)や\(r_n\)ではなく、問題文における\(p_n\)です。定義より、\(p_n=q_n+s_n\)になるので、\(q_n,s_n\)が個別に出せなくても、\(q_n+s_n\)が分かればそれでよいのです。

また、\(n=1,2,3\)ぐらいまで実験してみると、\(p_1,p_2\)の値は等しくなり、\(p_3\)の値は変化しています。根拠としては弱いですが、この内容から「1個飛ばしで漸化式を考えないと上手く回らないのではないか?」、つまり「\(n\)の値で偶奇分けをしないと上手く回らないのではないか?」と推測することができます。
以上を踏まえて漸化式の\(n\)を\(n+2\)に変えた式をにらんでいると、ようやく\(q_n+s_n\)と、\(q_{n+2}+s_{n+2}\)の間に漸化式を見つけることができ、問題に決着をつけることができます。
以下が解答です。

 

まず、以下の通り\(q_n,r_n,s_n,t_n\)を定義する。

・\(X_n\)が\(0\)かつ\(Y_n\)が奇数である確率を\(q_n\)

・\(X_n\)が\(0\)かつ\(Y_n\)が偶数である確率を\(r_n\)

・\(X_n\)が\(1\)かつ\(Y_n\)が奇数である確率を\(s_n\)

・\(X_n\)が\(1\)かつ\(Y_n\)が偶数である確率を\(t_n\)

このとき、上記4つの事象は互いに排反であり、また\(q_n+r_n+s_n+t_n=1…\)(★)である。

また「\(X_{n+1}\)が\(0\)で\(Y_{n+1}\)が奇数になる」ことは、「\(X_n\)が\(0\)かつ\(Y_n\)が奇数であって、\(n+1\)回目の試行でコインの裏が出る」もしくは「\(X_n\)が\(1\)かつ\(Y_n\)が奇数であって、\(n+1\)回目の試行でコインの裏が出る」のいずれか一方のみが必ず起きていることから、\(q_{n+1}=\frac{1}{2} q_n+\frac{1}{2}s_n\)という式を得る。

同様に考えて、以下の式を得る。

・\(q_{n+1}=\frac{1}{2}q_n+\frac{1}{2}s_n\)…①

・\(r_{n+1}=\frac{1}{2}r_n+\frac{1}{2}t_n\)…②

・\(s_{n+1}=\frac{1}{2}q_n+\frac{1}{2}t_n\)…③

・\(t_{n+1}=\frac{1}{2}r_n+\frac{1}{2}s_n\)…④

③式と④式の和を考えて、\(s_{n+1}+t_{n+1}=\frac{1}{2}q_n+\frac{1}{2}t_n+\frac{1}{2} r_n+\frac{1}{2}s_n=\frac{1}{2}\)を得る。

また、\(s_1+t_1=\frac{1}{2}\)は状況を考えればすぐに分かるため、任意の正の整数\(n\)に対して\(s_n+t_n=\frac{1}{2}\)である。

①式と③式から\(q_{n+2}=\frac{1}{2}q_{n+1}+\frac{1}{2}s_{n+1}, s_{n+2}=\frac{1}{2} q_{n+1}+\frac{1}{2}t_{n+1}\)を得る。これを辺々足して、\(q_{n+2}+s_{n+2}=q_{n+1}+\frac{1}{2}s_{n+1}+\frac{1}{2}t_{n+1}\)を得る。

ここまで得た情報からこれを変形すると、

\(q_{n+2}+s_{n+2}=q_{n+1}+\frac{1}{2}s_{n+1}+\frac{1}{2}t_{n+1}=q_{n+1}+\frac{1}{2}s_{n+1}+\frac{1}{2}(\frac{1}{2}-s_{n+1})\)

\(=q_{n+1}+\frac{1}{4}\)

\(=\frac{1}{2}(q_n+s_n)+\frac{1}{4}\)

を得る。ところで、定義から明らかに\(q_n+s_n=p_n\)であるから、

\(p_{n+2}=\frac{1}{2}p_n+\frac{1}{4}\)

を得る。この式を更に適切に変形していくことで、

\(p_{n+2}-\frac{1}{2}=\frac{1}{2}(p_n-\frac{1}{2})\)

を得る。

・\(n\)が偶数であるとき

数列\(\{p_n-\frac{1}{2}\}\)の偶数番目の項だけを取り出した数列\(p_2-\frac{1}{2},p_4-\frac{1}{2},p_6-\frac{1}{2},p_8-\frac{1}{2}…\)は、初項が\(p_2\)で、公比が\(\frac{1}{2}\)の等比数列となっている。数列の添え字が1つ飛ばしになっていることに注意して、

\(p_n-\frac{1}{2}=(\frac{1}{2})^{\frac{n-2}{2}}(p_2-\frac{1}{2})\)

を得る。実際に検討すれば\(p_2=\frac{1}{4}\)であることはすぐに分かるため、このとき

\(p_n=\frac{1}{2}+(\frac{1}{2})^{\frac{n-2}{2}}(-\frac{1}{4})=\frac{1}{2}-(\frac{1}{2})^{\frac{n+2}{2}}\)

であると分かる。

・\(n\)が奇数の場合

数列\(\{{p_n-\frac{1}{2}}\}\)の奇数番目の項だけを取り出した数列\(p_3-\frac{1}{2},p_5-\frac{1}{2},p_7-\frac{1}{2},p_9-\frac{1}{2}…\)は、初項が\(p_3\)で、公比が\(\frac{1}{2}\)の等比数列となっている。数列の添え字が1つ飛ばしになっていることに注意して、

\(p_n-\frac{1}{2}=(\frac{1}{2})^{\frac{n-3}{2}}(p_3-\frac{1}{2})\)

 

を得る。実際に検討すれば、\(p_3=1/4\)は容易に分かるため、このとき

\(p_n=\frac{1}{2}+(\frac{1}{2})^{\frac{n-3}{2}} (-\frac{1}{4})=\frac{1}{2}-(\frac{1}{2})^{\frac{n+1}{2}}\)

であると分かる。

以上より、求める答えは

\begin{eqnarray}
p_n
=
\begin{cases}
\frac{1}{2}-(\frac{1}{2})^{\frac{n+2}{2}} (nが偶数のとき)\\
\frac{1}{2}-\frac{1}{2}^{\frac{n+1}{2}} (nが奇数のとき)
\end{cases}
\end{eqnarray}

である。

 

 

 

 

3.おわりに


 

今年の問題も解きごたえのある面白い問題が多数あり、私としても楽しみながら解説を作成しています。2025京大は特に、理系第2問や、文系第5問(理系第4問とほぼ共通)などが個人的には好きな問題です。その他旧帝大や、地元金沢大学の問題まではまだ手を出せていませんが、いずれも楽しみですね。

そう思う反面、時間内にこれを解ききる必要がある受験生の苦労は想像するに余りありますし、実際に解いてしまう能力の高さにはいつも舌を巻いてしまいます。今年頑張った受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!

今月の記事はここまで。来月も是非よろしくお願いいたします。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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