模試の結果が悪い…その原因と今からできる挽回策! - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2024.08.31保護者通信

模試の結果が悪い…その原因と今からできる挽回策!


こんにちは。東大セミナーの篠原です。

模試の結果が悪いと、つい落ち込んでしまいますよね。「これだけ頑張ったのに…」と感じる瞬間もあるでしょう。しかし、少し冷静になってみましょう。模試の結果が悪いのには、意外な理由が隠れていることが多いんです。その理由を見つけ、今からできる挽回策を実践すれば、次の模試での飛躍も可能です。

 


目次

1.気持ちの切り替えできてる?失敗を糧にして次へ活かそう!

2. 勉強時間は多いのに…「効率の罠」にハマってない?

3. 苦手科目を避けてる?「楽な勉強」に逃げてない?

4. 時間配分できてる?解き方の戦略も見直そう!

5. 模試後の「復習」が最大の勝因!ただの復習じゃダメな理由


 

 

 

1.気持ちの切り替えできてる?失敗を糧にして次へ活かそう!


 

模試の結果が悪かったことでショックを受けているかもしれませんが、それをどう活かすかが重要です。もし模試でA判定だったら、「油断せず勉強しなきゃな」とは思うでしょうが、「やばい……勉強しなきゃ……!」という強い危機感は持てたでしょうか?模試の結果が悪いことは、あなたが受験勉強を頑張るためのエネルギーになるのです。

大人気アニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマ「紅蓮華」の歌詞にも、こんな一節があります。

どうしたって!消せない夢も止まれない今も
誰かのために強くなれるなら
悲しみよありがとう

悲しみや失敗があるからこそ、強くなりたいと願うのです。同じように、模試での失敗を次のステップへの糧にして、今こそ成績アップのチャンスをつかみましょう!

 

 

2. 勉強時間は多いのに…「効率の罠」にハマってない?


 

「勉強時間が長い=成績が良い」というのは一見正しいように思えますが、実際にはそうではありません。長時間勉強しても、成績が伸びないことはありませんか?それは、勉強の「質」に問題があるからです。

 

■長時間勉強してるのに、なぜ結果が伴わない?

 

 

勉強と一口に言っても、取り組み方は様々あります。例えば、勉強時間の多くを「ノートまとめ」に割いていませんか?ノートをまとめること自体は重要ですが、勉強時間の大半をそれに費やしてしまうと、肝心の問題を解く時間が不足してしまいます。

教科書を読んだりノートをまとめたりする「インプット型の勉強」よりも、問題を解く「アウトプット型の勉強」の方が、知識をしっかりと身につけるのに役立ちます。今、自分がどちらの勉強に多くの時間を割いているのか、見直してみましょう。

また、勉強時間にメリハリをつけることも大切です。1時間ごとに科目をローテーションし、短い休憩を挟むことで、集中力を維持しながら効率的に学習を進めることができます。適切なアプローチを取ることで、同じ勉強時間でも学習効果が飛躍的に高まるでしょう。

さらに、学習内容の見直しも欠かせません。例えば、英語の模試で点数が伸び悩んでいる場合、文法がしっかりと押さえられていないのに、長文問題ばかりを解いて「勉強した気」になっていませんか?まずは、自分の弱点をしっかりと分析し、その解決策を考えることが重要です。模試の結果を見返し、特に苦手な分野に集中して取り組むことで、効率的に成績を向上させることができます。

 

 

 

3. 苦手科目を避けてる?「楽な勉強」に逃げてない?


 

得意な科目にばかり取り組んでいませんか?苦手科目を避けることは、全体の成績に悪影響を及ぼすことがあります。

 

■ 苦手科目を克服するための一歩

 

 

苦手科目を克服するには、まず基礎から始め、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。これにより、苦手意識が薄れ、成績が向上します。どの科目をどのくらい勉強したかを毎日記録することで、科目の偏りを防ぎ、バランスよく取り組むことができます。

さらに、友達や先生にアドバイスを求めることで、苦手科目の突破口が見つかることもあります。彼らの学習方法を参考にし、新しいアプローチを取り入れてみましょう。

 

 

 

4. 時間配分できてる?解き方の戦略も見直そう!


 

模試を時間内に解ききれないことはありませんか?一つの問題に時間をかけすぎると、全体の問題を解き終わらない原因になります。

 

■ 時間配分を見直そう

 

 

模試の大問構成は入試本番を踏襲しているため、あらかじめ各大問にかける時間を決めておくことができます。模試の練習段階から、時間配分を意識して取り組むことで、本番でもスムーズに解答が進むようになります。

わからない問題があったら飛ばし、後回しにすることも戦略の一つです。例えば「3分以上考えても解法が思いつかない問題は次に進む」という風にルールを決めておくと、全体をバランスよく解き進めることができます。

また、普段から時間を測って問題に取り組む習慣をつけましょう。限られた時間内での解答力を養うことが、入試本番での成功につながります。

 

 

 

5. 模試後の「復習」が最大の勝因!ただの復習じゃダメな理由


 

模試の結果を振り返ることは重要ですが、ただ間違えた問題を解き直すだけでは不十分です。

 

■ 質の高い復習を目指そう

 

 

間違えた問題を解き直す際には、「なぜ間違えたのか」「どうすれば次は間違えないか」を深く考えることが必要です。同じタイプの問題を集中的に解くことで、自分がよく間違えるポイントを特定し、その弱点を克服するための対策を講じましょう。

復習は単なる解き直しではなく、根本的な理解不足を解消するための機会です。丁寧に取り組むことで、次回の模試での成績向上が期待できます。

 

模試の結果が悪くても、そこから得られる学びは非常に大きいものです。今回紹介した具体的な対策を参考に、次回の模試での飛躍を目指しましょう。努力は必ず報われるもの。諦めずに、自分のペースで進んでいきましょう!

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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