こんにちは。塩谷です。
入試の日が近づくと、子供たちだけでなく、保護者の皆さんも緊張することでしょう。しかし、保護者の振る舞いが子供の合否に影響を与えることもあります。ここで、入試直前に保護者が避けるべき行動のトップ5をご紹介します。
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子供が最善を尽くせるようにするためには、過度なプレッシャーは逆効果です。もしかしたら普段のコニュニケーション次第では「頑張ってね」という言葉も「もっと」というニュアンスで受け取られプレッシャーに感じるかもしれません。むしろ現在の様子を表す「頑張ってるね(その調子)」の方が良いかもしれません。また、その際も落ち着いた声で励ますことが大切です。緊張を和らげ、リラックスした状態で試験に臨むことが重要です。
入試が近づけば親も不安にとらわれるのは当然です。しかし、保護者自身の不安や緊張を表に出すことは、お子さんに悪影響を与える可能性があります。落ち着きを失ったり、過度に心配する様子を見せたりすることは、お子さんの不安を増幅させることにつながります。また、ため息も厳禁です。もし受験生本人以外にご家族がいる場合は、不安や心配な気持ちをそこで共有しましょう。また塾の先生とお話するのも効果的です。子供の前ではポジティブで落ち着いた態度を保てるように対策し、安心感を与えられるようにしましょう。
子供をリラックスさせるためにも、また自立させるためにも、入試が近づいて来ても今まで任せていたことは子供に任せる姿勢が大切です。試験の内容について過度に聞く、受験の準備を全て親が行うなど、過干渉は避けましょう。できるだけ普段どおりの生活をしましょう。
子供の前でネガティブな話題はなるべく避けましょう。特に倍率の高い入試に臨む場合や、難関に挑戦する場合に試験の困難さや不安について話すのは避けましょう。応援する場合でも「厳しいけど〜」「大変だけど〜」などの言葉をついつい言いがちです。ポジティブな話題を選び、子供の自信を高めるように努めてください。
子供の体調管理は保護者の重要な役割です。一方、昨今入試に向けての「体調管理の大切さ」についての情報は巷に溢れています。そこで仕入れた情報をもとに、にわかに「体調管理マニア」になって我が子にすべて対策するのはかえって体調を崩す元です。受験生は、今までずっと過ごしてきた我が家の環境に適応しています。つまり食事、生活リズムや生活習慣は「今までの通り」が一番なのです。今まで食べたことないものや急激な就寝時間の変更は体に負担がかかります。「試験前の不規則な生活や不健康な食事」とは、「今までと違いすぎる生活」と心得ましょう。それは体調を崩す原因となり得ます。それでも「やっぱり心配」という方は適度に対策を取り入れるようにしましょう。
いかがでしたか?これらのポイントを意識して、受験生が最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしてください。そして何よりも、子供が自信を持って試験に臨むことができるように、穏やかな支援を心掛けることが大切です。
それはつまり、保護者様がご自身の今までの子育てに自信を持って、できるだけ普段通りでいることだと思います。あなたの子なら大丈夫!きっとやってくれます!
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