こんにちは塩谷です。
受験シーズンが迫ってきた12月、石川県の高校受験生のみなさんは最後の追い込みをしたいところですね。
この時期には効果的な学習方法もあれば一方で、注意すべきポイントがあります。
ここでは、12月の学習において意識すべきこと、やっておくべきこと、やってはいけないことについて解説します。
目次
やっておくべきこと
やってはいけないこと
12月は模試を活用して、自分の弱点や不安なポイントを洗い出すのに最適な時期です。
模試の結果を分析し、苦手科目やテーマを特定しましょう。
その後、それらに焦点を当てた学習計画を立てることが重要です。
石川県の高校受験用の模試では「石川県総合模試」を、受験者数が多いことと出題形式が入試と同じことから一番オススメします。
また「苦手克服」と一括りにして対策してはいけません。
苦手にも様々な原因があるからです。
例えば、問題を解けない場合には「知識が不足している」のか「解法を覚えられていない」のか、あるいは「時間が足りない=スピード不足」なのか、いずれかが原因として考えられます。
できなかった問題それぞれの原因が何かをまず整理してみましょう。
石川県の高校受験では、過去問演習は非常に有益です。
過去数年分の問題を解き、出題傾向や難易度を理解しましょう。
これにより、本番の試験に備える力がつきます。
また、模試の振り返り同様に解答の過程を振り返り、間違った理由やミスの傾向を洗い出すことも忘れないでください。
そして、過去の入試で何点とれば各高校に合格できたかの情報を元に「どの問題を解けるようにすれば合格できるか」をピンポイントで把握して対策しましょう。
これは時間が限られるこの時期の対策としては大切なポイントです。
東大セミナーでは合否ラインでのデータを元にアドバイスできますのでご希望の方はお問い合わせください。
無理なく効果的な学習を続けるためには、まずは計画的な復習が欠かせません。
既に学習済みの範囲を定期的に復習し、定着させることで、忘れることなく知識を引き出せるようになります。
1日あたりの復習時間を確保し、科目ごとに均等に復習するよう心がけましょう。
そして、学校での授業でこれからもあと少し新しい範囲を学習しますが、その分も含めて復習の時間を取れるような計画を立てておきましょう。
最終の追い込み期に入ると、ついつい睡眠時間を削ってしまいがちですが、これは避けるべき行動です。
十分な睡眠は集中力や記憶力の向上につながります。
また、こまめな休息も大切です。
疲労がたまると逆効果になることがありますので、効率的な学習と休息のバランスを保ちましょう。
また、食事のバランスも非常に大切です。
脳は非常に多くのエネルギーを必要とします。
「部活をやめたので食事を減らそう」と気にしすぎると集中力が落ちるばかりか、風邪を引きやすくもなってしまいます。
しかし、一方で食事で摂取した糖質は急激な血糖値の上昇で「眠気を誘う」という困った性質もあります。
そのときには血糖値を急激に上げにくい「低GI食品」を意識して食べることで回避できます。
また、水溶性食物繊維が豊富な食べ物も糖質の吸収を緩やかにする働きがあるので一緒に食べることをおすすめします。
低GI食品の例
・肉
・魚
・卵
・乳製品
・きのこ
・海藻類
・玄米
・そば
水溶性食物繊維を多く含む食品例
・アボカド
・オクラ
・山芋
・ごぼう
・納豆
・海藻類
さて、次はやってはいけないことです。せっかくの頑張りを無駄にしないように気をつけて行きましょう!
受験直前になると焦りや不安がついてまわりますが、これに振り回されないようにしましょう。
焦りがかえって効果的な学習を阻害します。
冷静な心を保ち、計画的な学習を心がけましょう。
この時期になってから新しい教材や難易度の高い分野に手を出すことは避けましょう。
焦りからくる新しい情報は頭に入りにくく、既に身についている基礎知識を大切にすること、復習を中心に学習することが重要です。
一日中机に向かって詰め込み勉強を続けることは避け、短い休憩を取りながら集中して学習することが効果的です。
ここからは入試1科目と同じ「50分学習して休憩する」というタイムスケジュールで学習することをオススメします。
それによって入試での時間感覚も養える上、長時間ダラダラと効率の悪い学習をしてしまうことも回避できます。
無理なスケジュールは疲れを溜め込み、結果的にパフォーマンスを低下させることになりかねません。
最後に、受験生のみなさん、この最終スプリントで自分の力を存分に発揮してください。
効果的な学習と適切な休息を両立させ、冷静な心で試験に臨むことが成功への鍵です。
頑張ってください!
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