全国統一小学生テストは、のべ376万人以上の小学生が受験した日本最大規模の小学生テストです。受験を通して自分の苦手分野や、全国規模の成績順位がわかります。東大セミナーでは受験生の皆さまに更に実力をつけてもらうために、テスト前の対策授業、テスト後の見直し授業にも対応しております。
実施日:2023年11月3日(金・祝)
会場:金沢校・東金沢校・松任校
受験料:無料
通常の模試では「難問」が解けなかったときに、「時間が足りなくて解けなかったのか」「問題を解く学力が無くて解けなかったのか」がわかりません。それに対し、全国統一中学生テストでは難易度(基礎・標準・難関)ごとに時間を区切って取り組むので、学力を精密に測定することができます。自分の苦手分野が明確になり、学力を伸ばすヒントが得られます。テスト後、「合格指導解説授業」を受講し復習することで、学力の向上も図れます。
実施日:2023年10月29日(日)
会場:東大セミナー各校舎
受験料:無料
※お申込みにあたりご不明点がございましたら、校舎までご連絡ください。
著者:滝登くらげ
出版社:文学通信
価格(税込):1,760円
滝登くらげさんの学芸員の日常を描いた4コマ漫画がSNSで話題となっています。本書はその4コマ漫画をまとめた一冊です。
「学芸員」と言うと「博物館や美術館の展示室にいる人」というイメージを持たれる方も多いようです。でも展示室にいるスタッフさんは「学芸員」ではなく「看視員(監視員)」と呼ばれ、学芸員ではありません。
実際には学芸員の方々は、展示品の収集・管理・保存を行ったり、展示の内容や企画を考えたりしています。展示室の裏側で行われているお仕事なので、仕事内容について詳しい人は少ないかもしれませんが、この漫画を読んでいけば学芸員というお仕事のイメージを持つことができますよ。
この本は、学芸員の方々の身のまわりで起こる出来事が犬・猫・狸のキャラクターでユーモラスに表現されており、とても面白い一冊です。博物館や美術館には静かなイメージがありますが、そういったイメージとは裏腹に面白い人間模様が繰り広げられているのだな、と親しみを持てます。ちょっとした息抜きに、是非手に取られてはいかがでしょうか。
学芸員のお仕事について知る過程で、ちょっとした雑学の知識も得られます。例えば、骨董品を扱う時に、テレビや映画では「白手袋」を必ず着用していますよね。けれど実際に学芸員が骨董品を扱う時には、白手袋を着用することは少ないそうです。意外ですね。
巻末には描きおろしの「学芸員の就活日記」も掲載されています。実際に学芸員になった著者だからわかる就活の苦労が書かれていて、これから学芸員を目指す方、学芸員という職業に興味がある方は必見です。
つい最近、「それってあなたの感想ですよね?」「はい、論破!」などと、相手を打ち負かそうとする「マウント小学生」が話題になりました。
小学生からマウントを仕掛けられてたじろぐ保護者の方も多いのかもしれません。
とはいえ、子どもは大人のコミュニケーションを真似しているだけとも考えられます。
「マウント(マウンティング)」とは相手より自分が優位であることを見せるための言動を指し、近年使われ始めた言葉です。
大人同士のマウントは、明快な言葉ではなく遠まわしに相手を否定することで自分を優位に見せる場合も多いようです。
マウントする側に「マウントを取ってやろう」という意図が無くても、受け手が「マウントされた」と思えばマウントに該当します。
このことから、「マウント問題」を解決するには伝え手と受け手の双方に配慮が必要と言えるでしょう。
「マウント」と似たような行為に「見栄を張る」ことが挙げられます。
心理学の研究(※)によると、見栄っ張りに対して批判的である人ほど、他人が見栄を張ったときに感情を揺さぶられやすい傾向があるそうです。
また、自分が見栄を張ることに対して「こっけいだ」とか「ばかばかしい」と嫌悪感を抱く人ほど、他人の見栄っ張りな行為が他人事と思えず影響を受けやすいとのこと。
他の人が見栄っ張りに見えたときは、自分の「自己嫌悪感」が投影されているのですね。
また、「見栄っ張りだなぁ」と批判することで「ああいう見栄っ張りなことをするのは自分もやめておこう」と思えてきて、ますます見栄っ張りな自分も他人も許せなくなる……負のサイクルが出来上がります。
「マウントされた」と他の人の言動をあれこれ分析するのもほどほどにしつつ、「マウントだ」と思われるような発言を控えることが大切なのかもしれません。
※酒井恵子「自己高揚的呈示の否定的側面に対する反応の個人差」1996年
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