※普段このコーナーでは「イベント告知」として先々に予定されているイベントを紹介しておりますが、今月は趣向を変えて「イベントレポート」をお送りいたします。
4月22日(土)東進衛星予備校金沢南校で「第1回ドラゴン桜コース特別講座(体験会)」を開催しました。当日は来校・オンライン合わせて約30名の生徒・保護者様にご参加いただけました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今回は体験会でのお話をご紹介いたします。
①ちょっとした理由で東大を目指したって良い!
今回授業を担当したのは現役東大生の西岡壱誠先生、布施川天馬先生、永田耕作先生(先生のプロフィールはこちら)。
3人の自己紹介のなかで、永田先生からは「東大を目指したきっかけ」に関するお話がありました。永田先生のお爺さんは、幼いころから口癖のように食卓で「お前なら東大に行ける」と言っていたそうです。その時は周りの家族も「まさか~」と茶化すような雰囲気だったのですが、永田先生が高校生のころ、お爺さんが亡くなられました。お爺さんが亡くなってしまったことで、お爺さんの口癖だった「お前なら東大に行ける」という言葉が、永田先生の心に残るようになり東大を目指したそうです。
「東大合格」は高いハードルであるため、ものすごく大きな目的意識が無いといけないように感じるかもしれません。けれど、そんなことは無いのです。なんとなく東大を目指しはじめて、その後に勉強に熱中していくことだってあるのです。周りの東大生もちょっとしたきっかけで東大を目指し始めた人が多いとのことでした。
②「何故?」という疑問をもち、調べるクセをつけよう!
歴史上の出来事や英単語を丸暗記する人も多いのではないでしょうか。例えば「1853年にペリーが来航した」という出来事があります。ただ年号と歴史を暗記するだけであれば「1853 ペリー来航…1853 ペリー来航…」とひたすら唱えてしまいそうですが、これについて、「何故ペリーは1853年に日本に来たのだろう?」という疑問をもつとどうでしょうか?ペリー来航の背景には、欧米諸国が新たな輸出先を求めて植民地獲得競争を行っていたこと、アメリカ・メキシコ戦争でアメリカが勝利し西海岸に到達したことなどが背景にあります。単一の歴史上の事実を丸暗記するだけではなく、何故その出来事が起こったのかの背景を調べることで歴史への理解が深まります。
東大をはじめとする国立大学が問うのは、知識を前提とした上での「思考力」です。「プレーンヨーグルトの”プレーン”って何?」「”朝焼けは雨、夕焼けは晴れ”と言われるのは何故?」などなど、素朴な疑問を調べてみると、大学入試で問われる思考力も鍛えることができます。
③先生に質問しよう!
学校や塾などで先生に質問することをためらっていませんか?強面の先生に対して「なんか忙しそうだし声かけたら逆に怒られそう」と質問をためらってしまう気持ちもわかります…。でも、勇気を出して質問してみてください。それは「わからない」を「わかる」に変えるチャンスになります。むしろ質問しないでいることは、そのチャンスを捨てているということです。先生へ質問して「わからない」が「わかる」に変わる機会が増えると良いですね。
授業の最後には「お土産プリント」として沢山のプリントを配布しました。GWも活用しながらこのプリントに取り組んでいただければ幸いです。ドラゴン桜コース特別講座は小5~中3生を対象に月一回、開講いたします。ご興味のある方は校舎担当までお問合せください。
医学博士、小児科医の成田奈緒子さんの著書「高学歴親という病」によると、子どもには成功談よりも失敗談を語る方が良いそうです。
「お父さんがやらかした話」を聞くことで、「失敗をしてもお父さんのように楽しそうに生きることができる。大丈夫だ。」と子どもの安心感につながります。目の前の子どもと同じころ、同じ年齢のときの失敗談を話してあげると良いそうです。
ゴールデンウィークなどの長期休暇は、家族で過ごす時間も増えると思います。そんな時だからこそ、いつもと違った形で家族同士の信頼関係を深められると良いですね。
これからも東大セミナーをよろしくお願いいたします。
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