英語の共通テストはどんな問題が出題される?ポイントや注意点を解説 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2023.03.01入試対策

英語の共通テストはどんな問題が出題される?ポイントや注意点を解説


みなさんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾、東大セミナーです。

 

​​共通テストは学生にとって大切なものなので、しっかりとした対策が必要です。

中でも英語は日頃の積み重ねが重要になってくる科目のため、対策のポイントや問題の傾向を知っておく必要があります。

今回はそんな英語の共通テストについて、詳しく解説していきます。​

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目次

英語の共通テストは出題形式が異なる

共通テストで出題される問題について

英語の共通テストの対策法について

英語の共通テストは出題傾向が独特


 

 

 

英語の共通テストは出題形式が異なる


​​センター試験と共通テストを比較したとき、問題の傾向が同じであると思い込んでいませんか。

実は、共通テストはセンター試験と全く異なる形式なのです。

実際の配点は、リスニングとリーディングで100点ずつとなっています。

細かい配点は学校によってバラつきがあるのが特徴です。​

 

​​センター試験はリスニングが50点、文法や読解などの分野が200点となっています。

このように比較してみると、共通テストはリスニングのスキルをより重視していることが読み取れるでしょう。

普段読み書きをしているものの、英語を聞き取る勉強をしていないという学生は、注意が必要です。

しっかり学習していないと、本番で何を言っているのか聞き取ることができなくなります。​

 

​​また、共通テストは文法知識をチェックするための問題が出題されず、読解問題が中心となった出題形式となります。

だからこそ、本格的かつ実践的なスキルが身に付いているのか、学校側に見られているということを自覚しておく必要があるでしょう。​

​​

 

 

共通テストで出題される問題について


​​共通テストはセンター試験とは異なる特色があると分かりましたね。

ここでは共通テストで具体的にどのような問題が出題されているのか、詳しく解説していきます。​

​​

 

リーディング

​​共通テストのリーディングは、幅広いジャンルの英文が問題として選ばれています。

例えば実在するレシピやニュース記事など、様々な英文が出題されているのが特徴です。

英文と共に、関連する図やイラストなどが掲載されていることもあります。​

 

​​幅広いジャンルが出題されるリーディングですが、いずれも私生活で触れることが多い物であることは共通しています。

例えば料理が好きな場合は、レシピを読み取る力が必要になります。

海外のニュースを読みたいときも同様です。

英語が読めなければ、ニュース記事に何が書いてあるのか、現在どのようなことが報道されているのかが分かりません。​

 

​​このように、リーディングでは実践的なスキル(日頃の生活で英語を自然に使えるのか)が重要視されています。

正確に英文を読み取る力が備わっていなければ、問題を解くことは難しいでしょう。

共通テストのリーディングが難しいと言われているのは、このような問題の傾向があるからなのです。​

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リスニング

​​リスニングはリーディングよりも、さらに難易度が高いとされています。

日頃読み書きばかりしており、英語を聞く力を磨いていない場合は、とくに注意が必要な分野です。

「英語は読み書きができれば問題ない」と思われがちですが、共通テストではそうはいかないことを覚えておきましょう。​

 

​​リスニングの共通テストが難しいと言われているのは、英文の読まれ方にあります。

一般的には米国内での発音がテストに出題されるものですが、共通テストになると英国・英語を母国としない外国人の発音も出題されるのです。

学生にとっては、普段あまり聞きなれない微妙な発音の違いを感じやすく、解答の際に悩んでしまうことも多いでしょう。​

 

​​ほとんどのテストでは、英文は2回繰り返し読まれていますが、共通テストはそうとは限りません。

場合によっては1回のみということもあるため、確実に1回で正確に聞き取らなくてはならないのです。

また、傾向として日常会話のようなテンションで読み上げられることが多く、こちらも実践的なスキルが重視されていると予測できます。​

 

​​試験で出題されるリスニング問題は、英語の発音がやや硬いのが特徴的です。

共通テストは自然体で、まさに素の状態の英語に触れることになります。

ただテストのリスニング問題を聞き取っているだけでは、適応できないことも多いでしょう。​

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英語の共通テストの対策法について


​​出題傾向がある程度分かったら、共通テストの対策法を実施してください。

難しい傾向にあるのは事実ですが、しっかり対策できていれば、十分な成績を出せるでしょう。

周りの生徒との差をつけるためにも、実践してみてください。​

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英単語を覚える

​​英単語の勉強は初心者が行うイメージがありますが、決してそのようなことはありません。

そもそも英単語の意味やスペルなどを覚えられなければ、リスニングやリーディングなどで解答することはできないのです。

一つでも多くの単語をインプットしていき、正確に答えられるようになりましょう。​

 

​​まずは単語帳に記載されている内容を、丸ごとすべて暗記できるよう努力してみてください。

もちろん1回だけで完璧に記憶する必要はありません。

できれば集中的に英単語を覚える時間を設けて、頭の中で英語の辞書を完成させていきましょう。

何度も繰り返していくうちに、英単語が頭の中に定着していき、様々な問題に立ち向かえるようになります。​

​​

 

正確に早く読み取る力をつける

​​単語を覚えると、様々な英文を読めるようになっていきます。

ある程度読めるようになったら、できる限り早く読み取ることを意識してみましょう。

共通テストでは長文が出題されるので、スラスラと読み取れるようになるのが理想的です。

​​また、正確に読み取る力も必要不可欠です。

できれば何度も長文を読み直すのではなく、1回読んだだけで完璧に内容を理解できるようになりましょう。​

​​

 

色々な英語を積極的に聞く

​​リスニングでは、色々なタイプの英語に触れることになります。

普段から英語を積極的に聞いておき、耳を慣らしておきましょう。

できれば自然会話に近い形の英語が理想的です。​

 

​​現在はYouTubeをはじめ、様々なツールで英語を聞くことができます。

隙間時間に再生をして、何を言っているのか聞き取るという挑戦をするだけでも、かなりのスキルが身に付くでしょう。​

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英語の共通テストは出題傾向が独特


​​他の試験とは違い、実践的なスキルが重要視されていることが分かりましたね。

できる限り自然な形の英語に触れていけば、問題を冷静に解けるようになるでしょう。

共通テストの傾向を理解したうえで、対策を実践してみてください。​

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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