皆さんこんにちは。東大セミナーの浜上です。
今回は、「受験生の勉強時間」についてお伝えします。
目次
結論から言いますと
「勉強時間を増やすことではなく、できるようになった事を増やすことに意識をおく」
ことです。
受験生の勉強時間は6時間以上とも8時間以上とも言われております。
確かに、受験学年の生徒は非受験学年の生徒に比べて多くの学習時間を確保する必要があります。
しかし、漫然と長時間勉強するより、短時間でもわかることを増やした方が確実に学力は伸びます。
わかることを増やす作業をしている結果、勉強時間が増えているということです。
「集中して勉強しなさい」と子供のころによく言われたものでした。
今思い返してみると「集中とは何だろう、それより早く終わらせて違うことをしたいのに」と思ったものでした。
意図もわからず「集中して勉強しろ」と言われても、子供はわからないものだと思います。
そこで「何の目的で今の勉強をしているのか?」この認識が大切です。
例えば、計算練習は「ミスをしないようにするために、効率よい計算方法を試しながらやろう」です。
これが勉強後できるようになっていれば1つできることが増えているということになります。
私が考える「集中」とは「できることを増やすために意識して勉強する」ことであると思っております。
やっている勉強の中に必ず目的を意識して行えばおのずと集中はしていくと考えます。
ポイントは目的意識を持つことです。
目的をもって勉強を行えば、できるようになったことが増えていきます。
毎日1個でも行っていけば一カ月で約30個の成長が見込まれます。
受験生は1日当たりのできるようになる事を増やしていく必要があると考えます。
おすすめの方法として、課題を勉強開始前に確認し、ぜひメモでも良いので書き出してみましょう。
その際できるだけ具体的に書いた方がよいです。
数学なら「一次関数」ではなく「一次関数と図形の面積を求める問題」と表記するなど。
そしてその課題を克服することを目的として勉強をすることが効率の良い勉強につながります。
ぜひ、保護者の方は「今日は何時間勉強する?」ではなく「今日は何個わかること増やす?」と声がけしてみてください。
続けることできっと効果が出てきます。
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