「作文が苦手」な人、必見! ”減点されない作文”を書く為の2、3のルール - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2017.07.01未分類

「作文が苦手」な人、必見! ”減点されない作文”を書く為の2、3のルール


こんにちは、新神田校の加藤です。

突然ですが、今日はどんな日か分かりますか? そうです。

7月1日は一年の折り返し、本日より早くも一年の後半戦に入ります。

この先、入試に向けて全く不安がないという人は、おそらくいないのではないでしょうか?

今回は、数ある勉強の中でも、「減点されない作文」を書くためのルールについてお話しします。

 

1.会話表現を使わない!

「ヤバい」「だって」「どんどん」…など、話し言葉を作文で用いると減点されます。

「そんなことは分かってるよ」という声が聞こえてきそうですが、作文の添削をしていてなかなか直らないのがこの間違いです。

上に書いたような分かりやすい表現はいいのですが、それ以外で間違いやすい表現をいくつか。

 

×でも   → 〇だが、しかし      …「でも」は表現として軽いですね。

×ちゃんと → 〇きちんと、しっかりと  …これ本当に多いです。要注意!

2.文末表現(述語)には細心の注意を!

高校入試では「二段落構成で書け。」という問題が多く出題されます。一段落目に「体験・見聞」を、二段落目にはそれを踏まえた「意見」を書くように指示されるわけですが、明確に段落分けできてないものが非常に多いです。何故そうなるのか?

原因は、文末表現にあります。述語を「~したことがある。」(体験)と書くか、「~と思う。」(意見)と書くか。文末をほんの少し変えるだけで、「~」の内容は同じでも、体験になったり意見になったりするんですね。

 

友達と野球をしたことがある。      → 体験

友達と野球をしたことがあると思われる。 → 意見

 

極端な例にはなりますが、ざっくり言えばこういうことです。

※ちなみに「ざっくりと」は会話表現ですので、作文で用いると当然ペケですよ…

 

作文は、現代文において総合力(漢字、文法、語彙、記述力…)が試される問題です。

今回は作文のルールについてお話ししましたが、当然「小論文」にも応用できます。

上記以外にも注意しなければいけないポイントは他にもあります。ですが、ひとまず今回ご紹介したポイントを踏まえ、まずは実際に書いてみましょう!

書く → 添削 → 書き直す…を繰り返すのが、なによりの近道ですよ。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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