こんにちは。東大セミナーの篠原です。
11月3日(土)に、東大セミナーでは
「Literas論理言語力検定」を実施します。
※そのほかの団体・学校と受験日が異なります。
※詳細な実施時間は、各校舎によって
異なります。
この検定について、
あまりご存知ではない方も
いらっしゃると思いますので、
この記事ではLiteras論理言語力検定について
書いていきたいと思います。
教科の国語をベースとしながら、
実生活で生きて働き、
各教科の学習の基本となる言語能力
(語彙力・読解力・聴解力等)を、
育成・測定するための検定です。
「Literas 論理言語力検定」では、社会で活躍するために必要な力を「語彙運用力」「情報理解力」「社会理解力」の3つの領域で育成・測定します。
これら3つの力をまずどれか1つでも伸ばしていくことで、歯車が回り始め、言語能力の向上と社会的視野の拡大が効果的に行えることを目指しています。(Literas論理言語力検定HPより)
朝日新聞社とベネッセコーポレーションが
共同で主催していた
「語彙・読解力検定」が前身であり、
2019年11月から始まる検定です。
「Literas論理言語力検定」は
ベネッセコーポレーションが主催しています。
検定には2級と3級があり、
2級は高校卒業までに身につけたい資質・レベル
3級は中学卒業までに身につけたい資質・レベル
の問題が出題されます。
「Literas論理言語力検定」は
前身の「語彙・読解力検定」と
共通する部分も多いようですが、
これまでと異なる点もあります。
大きく異なる点は、
記述式の問題が出題される点と、
「聴解」と呼ばれる音声を聞きとって
解答する問題が出題される点です。
記述問題は2級が30~60字程度、
3級が30~50字程度の記述を求められます。
国語の「聴解」という形式の問題は
これまでテストで解いたことが無い生徒も
多いかもしれません。
一度公式ホームページで音声を聴き、
イメージを掴むのが良いかもしれません。
●問題イメージ(https://literas.benesse.ne.jp/image.html))
「英語のリスニング問題の日本語バージョン」
というと、伝わりやすいでしょうか。
英語のリスニングよりも、
より長い会話文(3~5分程度)の
音声を聞き取る必要があります。
また、聴解2問のうち
「NHKラジオニュース」から
1問出題されるようです。
時間があれば、受験する人は
音声を聴いてみると良いでしょう。
検定の実施時間は50分ですが、
空欄補充や下線部の言い換え
長文読解等の小問を全て合わせると
54問出題されるようです。
つまり、小問1問あたりにかけられる時間は
約1分ということになります。
こう考えると、
記述式の問題でじっくり推敲する
時間は無いと思いますし、
800字~1000字の長文読解(各小問4つずつ)も
効率良く問題を解いていく必要があります。
また、「聴解」の問題も同じく、
会話文を全部聴いてから答えを考えるのではなく
「聴きながら、問題用紙に正解だと思う選択肢に〇をつける!」
という気持ちで解かないと
時間が足りなくなってしまうかもしれません。
あまり耳馴染みの無い検定で
戸惑うことも多くあるかもしれません。
けれど、「Literas論理言語力検定」を
受験することで
これから受験で問われる「論理力」とは
どういう力なのか?
そして、その論理力が自分には
どれぐらい身についているものなのか?
それらのことを明確にしてくれる検定ではないでしょうか。
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