勉強の計画の立て方、実行の仕方 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2015.01.08未分類

勉強の計画の立て方、実行の仕方


こんにちは! 東進衛星予備校金沢南校の泉です。

冬休みも終わり、お正月気分もだいぶ抜けてきた頃でしょうか? みなさん、課題はちゃんと冬休み中に終わりましたか?

「徹夜でやっつけて初日はすごく眠かった」「まだ終わってない・・・」、こんな声を何人かの生徒から聞きました。

考えてみればおかしな話です。確かに課題はたくさん出たかもしれません。でも冬休みは学校がある期間よりも時間は多くあったはずです。年末年始に家族と出かけた人もいるかもしれませんが、それでもです。

原因は1つ。それは計画に問題があったからです。 今日は計画の立て方、実行の仕方についてお話したいと思います。

 

その前に、そもそも計画を立てなかった人は考えを改めてください。

お尻に火がついて追い込まれてするような勉強の仕方では身につかないどころか、そもそも量や範囲的に限界があります。また、人間の記憶というのはいろいろな記憶の仕方がありますが、勉強で得るような知識は繰り返していかないと忘れていってしまうように人間の脳は出来ています(詳細は省きますが、テスト前に詰め込んで覚えた知識もテストが終わったあとに忘れてしまうという経験がある人は納得ですよね)。

 

さて、残念ながら計画は立てた(イメージだけでも)けどそれを守れなかった人。それは計画の立て方や実行の仕方に問題があったのかもしれません。「意志が弱いから計画を立てても守れない」と自己否定をしてしまう前に、良い計画の立て方、実行の仕方を身につけて、実践していきましょう!

 

計画

 

1.まずはちょっとやってみる

計画を立てると言うと、どうしても行動に移す前に立てがちです。当たり前のように思っているかもしれませんが、これがそもそもの間違いです。

計画を立てる前にちょっとやってみる。課題なら課題の一部(この場合は苦手なものの方がいいでしょう)をやってみる。そうするとかかった時間がわかります。

何にどれぐらいの時間がかかるかボンヤリしてるのに計画を立てても、それは机上の空論、絵に描いた餅です。憶測で計画を立ててはいけません。

ほんのちょっとでもいいのでまずはやってみて、計画を立てるための材料を得てください。

 

2.理想と現実を見極める

これが一番大切です。理想的な計画を立ててその通りに行かず自己嫌悪に陥って何もせずに時間だけが過ぎていく負のスパイラルにはまっていませんか?

もしくは、計画を立てたものの結局は最後の追い込みで帳尻を合わせてしまう。この場合は結果だけ見れば良いかもしれませんが(終わった!)、結局身につく勉強の仕方になっていません(忘れる・・・)。

理想は確かに大切です。しかしその理想的な計画を実行する自分をまるで「きれいなジャイアン」ならぬ「きれいな自分」で考えていませんか? 計画を実行する未来のあなたは今のあなたの延長線上にいます。まずは今のあなたの出来ることから計画を立てましょう。

具体的には優先順位を決めて、一週間で最低限絶対にやる範囲を決めます。そしてそれを守ります。いたってシンプルで、よく聞く話ですが、ここに少し”制限”を加えます。

一週間にやると決めた範囲以上のことはやってはいけません。

この制限の意味は、「未来の自分」に任せるような考え方を無くし、最後に帳尻を合わせるようなことを無くすためです。また、決めた範囲以上のことを出来ないわけですから立てる計画にも真剣味が増します。

実際は集中力が増してくれば自ずと決めた範囲以上に進んでしまうこともあるでしょう。また「やってはいけない」と言われると人はなぜかやりたくなってしまうものです。

そういったプラスの方向のアドリブ、気分はもちろんOKですが、「やりたくないなー」というマイナス方向の気分はいただけませんよね。そういった気分に左右されないための計画ですし、制限なわけです(大丈夫、最低限決めた範囲以上のことはやってはいけない、やらなくていいのですから)。

 

3.やる場所を作る、選ぶ

やらなきゃいけないことがあるのについつい部屋の掃除など違うことをやってしまうこと、ありませんか? 環境はとても大切です。周りに気の散る誘惑があったらそれを無くしましょう。

もしくは外で勉強をするのも手です。たまにファミレスやマクドナルドなど賑やかな場所の方が集中力が増すという人もいますが、やはり一番オーソドックスなのは学校や図書館や塾といった、勉強をするための環境でやることです。みんなが勉強をしてるから自分もする。右に倣えみたいな考え方かもしれませんが、やっていることが自分にプラスになるならどんどん利用していきましょう。それに周りも頑張っていれば自分も頑張りたくなるものです。さらに自分が頑張っている姿でみんなも頑張れるとまで考えられればもっとやる気も増します。

「移動するのに時間がかかるから」と言う人は、移動する時間以上に家で無駄な時間を過ごしていないかを冷静に考えてみてください。ちょっとのロスを惜しむぐらいなら確実なリターンを取るべきです。家でやれている以外の人は、厳しいですがそれは言い訳でしかありません。

 

やれる自分、やっている自分を積み重ねていけば自信に繋がります。日常の勉強にもこれらを応用して、2の「一週間で最低限絶対にやる範囲」を少しずつ底上げもしていってください。そうして理想を現実にしていきましょう!

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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