こんにちは。広報の篠原です。
記録的な猛暑から一転、秋らしい涼しげな季節となってきましたね。
気温差で風邪を引かないよう、体調には十分お気を付けください。
今回は、鶴来校の米田和之さんをインタビューしました。
出身は奥能登の穴水町というところです。
大相撲の遠藤関と同じ地区です。
大学は関西の方へ行っておりまして、
文学部史学科という、歴史専門の学科を卒業しました。
鶴来校では主に生徒のコーチングを担当しております。
具体的には学習指導だけではなく、
生活習慣も全般的にみております。
「社会に出てもそのまま通用する恥ずかしくない生徒」
を育てることを意識して接しております。
実は、最初はあまり塾の先生に対して良いイメージを持っておらず、
「塾の先生になる」という選択肢が無かったんですけども、
「東大セミナーは単なる塾ではないな」という風に感じました。
具体的には生徒の成績を上げるためだけではなく、
それを元にして生徒のモチベーションを高めてもらって
将来活躍する人材を育てるところです。
単なる教科を教えるのではなくて
「教科で何かを教える」というその文言に琴線が打たれまして、
東大セミナーで先生をすることにしました。
地球上に70億人も人間は居るんですが・・・
当たり前のように接している生徒・保護者であっても
言ってみれば、一期一会に近いような・・・
ちょっとした縁があってお越しいただいて
私も知り得たわけですから、そういう縁を大事にして、
生徒・保護者に来ていただいた時には本当に笑顔になって頂く
ことを心がけています。
勉強という観点でいくと
まずは得意教科から初めてみる、ということをやっていますね。
ついつい「苦手科目を何とかしなくてはいけない」
と思って、苦手科目から始めてしまうと、
ますます気分が落ち込んでしまうので、
まずは自分の伸びている得意教科から始めてもらい
エンジンがかかってきた所で次のことをやる、という所でしょうか。
東大セミナーに行った子は、
「勉強だけでは無く、プラスαのものを得られる」
ということを社会で認知されているのではないでしょうか。
「受験の塾」というだけでは無くて
受験は単なる手段であって
目標はもっと高い所、遠大なところにありますから。
以前は、保護者の方に対しては、
「生徒の声掛けはこういう風にするのが効果的なんですよ」
と「ティーチング」することがメインだったのですが、
最近は「コーチング」を行うために
質問を投げかけています。
保護者の方に自問自答していただき
保護者の方自ら動いて頂く、ということを意識しています。
以前でしたら、例えば
生徒が一人で何もできないので、
生徒に細かく介入するお母様がいらっしゃると
「少し過干渉気味ではないでしょうか」と諭していたのですが、
そうではなくて、お母様自身に
「何故過干渉になるのか」を考えて頂かないといけないので
「息子さんに、何かを介入しようとして、それを我慢しようとしたことはありますか」
と、質問したことがあるんです。
お母様にしばらく考えて頂いて、
落ち込んだ表情で「ありません。ダメですね…」と…
お母様に対して「気付かれるのは凄いですね」というお話をしまして。
一か月経ってから、別件でお母様とお会いした時に
生徒の長所がどんどん出てきたんですよ。
今までは「あれが一人でできない」「これができない」
と言っていたのが「積極的に自分でやるようになってきました」と・・・
ただ、それは、
今までも生徒には良い所が沢山あったのかもしれないけど、
お母様がそれに気づかれた、あるいはお母様の態度が
変わられたからそういう風に変化したのでは
ないですか、というお話をしました。
私は遠方の高校へ通っていましたので
通学に時間がかかり、睡眠時間が非常に少なかったんですけれども・・・
だいたい4時間分ぐらいしか寝ないで頑張っていた時期がありますね。
高校3年の時期ですね。あと1年頑張れば大学に行けるっていう所で。
なので、睡眠時間を削って頑張った結果、
志望校には受かったんですけど、
「眠たかったな」と。そういう記憶があります。
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