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こんにちは!東進衛星予備校東金沢校の大浦です。
朝夜はだいぶ涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね!
高校生は文化祭シーズンに差し掛かり、どことなくみんなそわそわしているように思います。
先日、(株)ナガセ(東進のフランチャイズ本部)と日本教育新聞社主催の「大学入試改革先取りセミナー」に参加しました。
2020年からセンター試験が廃止され、新しい大学入試制度が始まります。
改革における内容は細部まで含めると膨大な量になってしまうので、今回は大学入試改革における英語の入試についてご紹介したいと思います。
TOEICやTOEFLといった英語の資格試験をご存知かと思います。
TOEICは主にビジネス英語、TOEFLは留学の際に必要となる英語力を測るものです。
現在、主流になっているのは「リーディング」と「リスニング」のみのものですが、今後、大学入試においては4技能試験(「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」)
が英語試験として利用されます。
こうした大学入試における4技能を測る英語資格試験の採用は、実は一部の大学では既に始まっています。
「TEAP」(ティープ)という英語の資格試験をご存知でしょうか?
日本英語検定協会が大学入試における資格試験として作られた試験です。
リーディング:70分
リスニング:50分
ライティング:70分
スピーキング:10分
といった内容です。この試験の資格有効期限は2年間なので、例えば今高校2年生がこのTEAPを受験し、一定以上の成績をクリアすれば、高校3年生の入試の際にこのTEAPを採用している大学での英語の試験が免除される、などの措置が設けられています。
現在、上智大学、立教大学、青山学院大学、関西大学、近畿大学など私立大学を中心に約20校が採用、
また2017年度入試からは筑波大学医学類の推薦入試、2019年度からは全学部での採用が決定されています。
このTEAPが注目されている理由として、「日本の高校の履修内容に即したものである」ということです。
上記1で述べたようなTOEICやTOEFLはビジネスや留学といった目的を主としているため、学習指導要領とは少し離れた内容になってしまいます。
そこで、日本英語検定協会と東進ハイスクール英語講師・安河内哲也先生、そして上智大学が中心となって、このTEAPが作られました。
残念ながら金沢ではこのTEAPは開催されていませんが、全国主要11都市で受験可能です。
詳しくは、TEAP公式サイトをご覧ください。
さて、これまで大学入試改革の一部である英語資格試験についてご紹介しました。
最も大きな変化は2020年からではありますが、既に変化は始まっています。
東セミグループでも情報を発信していきますので、是非ご確認ください。
参考:TEAP公式サイト
以上、東進衛星予備校東金沢校 大浦でした!
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