効率的なセンター試験得点率up方法 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2015.01.21教室の様子

効率的なセンター試験得点率up方法


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こんにちは、東進衛星予備校東金沢校の大木です。

去る1月17日18日に大学入試センター試験が無事終了しました。受験生のみなさまお疲れ様でした。しかしセンター試験は受験のスタートに過ぎません。センター試験までは受験準備期間。そしてセンター試験から受験が始まるのです。よってここで気を抜かずに、国公立後期日程までの残り2ヶ月弱、後悔の無いように頑張り抜いて下さい!

さて、高校1・2年生にとってはセンター試験まで残された日数は残り約360日~720日。原則5教科7科目ということですから高校1年生は1科目当たりにかけることが出来る日数は約100日、高校2年生は約50日ということになります。こう考えると非常に短いですよね。

そこで今回は、限られた時間の中で効率良くセンター試験の得点率をupする方法をご紹介させて頂きます。

1.センター国語は超重要

文系生徒の多くは国公立大学二次試験や私立大学一般入試でも国語が受験科目となります。また、各国公立大学の入試や、私立大学のセンター試験利用入試におけるセンター試験国語の配点割合も総じて高く設定されています。したがって文系生徒にとってセンター国語が重要な科目になることは間違いありません。

一方、理系生徒の多くは国公立大学二次試験や私立大学一般入試で国語を受験することはありませんし、各国公立大学の入試や、私立大学のセンター試験利用入試におけるセンター試験国語の配点割合は比較的低く設定されています。そのため、センター国語で高得点を取ることを想定している生徒は非常に少ないです。しかし、理系生徒であってもセンター国語で高得点を取ることができれば大きなアドバンテージになります。

したがって、センター国語は全受験生にとって非常に重要な科目であるといえます。しかし、ご存知のとおり、センター国語は英語や数学と同じ200点の配点。また、英語や数学も全受験生にとって重要な科目です。ではなぜ、英語や数学ではなく、国語の重要性を推すのか。その理由はセンター国語に隠された高得点奪取のからくりにあるのです。

2.センター国語で高得点を取るための秘訣

センター国語は、評論分50点、小説50点、古文50点、漢文50点の計200点満点という構成になっています。ここで注目して頂きたいのが古文・漢文の配点です。総得点の半分が古文・漢文に配されています。これがセンター国語の特徴なのです。現代文は、文章を読み解く論理的思考能力が必要になる科目であり、その修得には一定の時間と訓練が必要になります。文系生徒ならまだしも、物理や化学、数学Ⅲといった科目の学習も必要になってくる理系生徒にとっては、その負担は大きく、そこに多くの時間を割くことは費用対効果が低いとの判断に至ってしまっても致し方ありません。また、仮に多くの時間を割いて現代文の学習を積んだとしても、論理的読解方法を身につけていなければ、なかなか点数は上昇しません。「過去問を10年分解いてみたはいいがどれも似たり寄ったりの点数だった・・・。」という経験がある生徒も多いのではないでしょうか。しかし、古文・漢文となると話は別です。これらの科目は時間をかければかけるほど点数は伸びていきます。また、高得点奪取に必要となる学習時間の絶対量も比較的少ないのです。だからこそ、センター国語は古文・漢文の学習の基礎を早期に固めて得点を安定させるというのがセオリーとなるのです。古文・漢文で安定して8割の得点を取れるようになれば、センター国語の得点率は劇的に向上し、安定します。

3.具体的な学習量

古文に関しては、センター試験で必要となる単語数は約250、文法数は約440です。漢文は句形(文法)約120を覚えればセンターレベルは完成です。あとはインプットしたこれらの知識をアウトプットする訓練(問題演習)を積むだけです。たったこれだけで古文・漢文の得点率は劇的に向上します。「国語が苦手・・・。」という生徒の多くは、上記基礎学習を行っていません。特に理系の生徒はその傾向が強いです。たったこれだけの学習で効率的に点数を上げられるわけですから、是非今日から取り組んでいきましょう!一日に古文単語10語、古典文法15、句形4つを学習すればたったの1ヶ月で終わりますよ!

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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