学習塾の仕事の成果とは - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2020.06.30保護者通信

学習塾の仕事の成果とは


 

学習塾の仕事の成果は

端的に言えば成績を上げること。

その結果として志望校に合格することである。

そのために指導の「質と量」が問題となる。

良質の学習を十分に行えば

その実現がより現実的なものになる。

 

ただ、そこに至る過程で

生徒のモチベーションの低さが大きく立ちはだかり

うまく行かない場合がある。

モチベーションとは

「人を特定の行動に向かわせ、

 そこに熱意を持たせ、持続させる」

とされるが、そこにこそ学習塾の真骨頂がある。

 

 

内発的動機付けとして「志教育」がある。

将来の夢を持ち、その実現こそが

真の学習の動機となるとする教育である。

 

私たちのミッションは生徒の夢・志実現の

効果的なお手伝いをすることである。

それには十分な生徒一人ひとりとの対話と

相手に対する理解が必要である。

紋切り型の、型にはまった指導では

なかなか成果を出すことは困難である。

指導の「質と量」については

学習塾業界でもつとに議論されてきたが、

スピードについての意識が弱かった。

 

 

学習塾に通うということは

生徒・保護者の立場からは

学習の質と量の担保のみならず

「時間を買う」という側面がある。

 

限られた時間内で如何に効果的な学習を行い、

成果をあげるか。

 

入会時に学習について

「いつまでに、何を、どのように、

 どれだけ、するか」の確認が

欠落していることはないか。

 

「何を、どのように、どれだけ」は

「質と量」の問題であり、

「いつまでに」はスピードの問題である。

特にこの「いつまでに」に関し、

私たち業界人は甘かったのではなかろうか。

 

 

「成績が上がらないので塾をやめます」の

退会理由は保護者の「いつまでに」と

塾側のそれとの乖離がある場合が考えられる。

 

ゆえに、入会面談時に

「いつまでに、どれ位の力をつける」という

コンセンサスを得ておく必要がある。

 

コース・講座提案はあくまでそれに沿った

十分なものでなくてはならない。

 

なぜなら私たち学習塾の仕事は

生徒・保護者の問題解決の

方法(ソリューション)の提起と

実践にあるからである。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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