「夏は受験の天王山」とは古くから言われている格言である。40数年前の高校二年生の時に担任の先生から、「この夏から勉強に本腰を入れないと有名大学に入れない」と聞いた記憶がある。もちろんそこに至るまでの学力により多少の違いはあるが、的を射た言葉だと思う。受験生に限らず他の学年においても学習の遅れを取り戻したり、もっと先に進める絶好のチャンスである。夏の太陽のごとくカッと熱くなって学習に向かって欲しいと思う。
個人的な話になるが私は四季の中で一番夏が好きだ。どういう訳か夏になると気分が高揚し食欲も湧くのである。「夏痩せ」という言葉があるが私には無縁であり、油断すると肥るのである。冬の間、眠っていた動植物が春に目覚め、夏に躍動する。まさに生命萌ゆる夏なのである。東北地方では有名な夏祭りが8月上旬から始まる。青森のねぶた、秋田の竿燈、山形の花笠踊り、仙台の七夕など勇壮な祭りは夏に合う。
しかし、夏は体調管理が重要だ。熱中症など気をつけなければならない。体調管理で最近認識を新たにした事がある。就寝中の冷房の有無である。私は冷房は漠然と体に良くないとの考えから自宅では極力冷房をかけないで過ごしてきた。まして就寝中はなおさらであった。しかし最近観たテレビで自分にあった温度で冷房をかけた方が体に良いとの専門家の意見を聞いた。それから28度位で寝ているが別に異常を感じない。人によって異なると思うが参考になればと思う。
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