一 時を守る、一 場を浄める、一 礼を正す、の三つをわが社の行動三原則としています。
これは森信三という先年亡くなられた教育学者・哲学者の言葉としてつとに知られています。彼によると、この三原則が守られると組織が活性化し、甦ることになります。
このうちのどれ一つとっても、とくべつ目新しいものではありませんが、いざ実行となると徹底するのが難しいものです。
基本動作こそ徹底するのが難しいものです。しかし、それができて習慣化すれば職場はもちろん、あらゆる人間関係までよくなり環境が一変してきます。わが社ではここ数年の取り組みで明らかに職場の雰囲気が良くなってきたと自認しています。本社に出入りする業者や銀行マンから社内の活気、挨拶、などについて褒められることが最近めっきり多くなりました。
生徒にも校舎への入退出時に「こんにちは」「さようなら」の挨拶の励行を指導しています。
校舎により徹底度に開きがあり、まだまだ課題がありますが、父母の皆様には在籍校舎の徹底度をぜひご覧いただいきたいと思います。ではなぜこのようなことが必要かといえば、人が生きていく上で人間関係を円滑にし、周りから正しく承認されるからです。有効なコミュニケーションには信頼が必要であり、挨拶は信頼への窓口です。
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