合格座談会に出て - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2010.04.01塾長ブログ

合格座談会に出て


今年も2度の大学合格座談会に出ました。
1度目は東京大学に合格した沼田さんと京都大学に合格した松本君の座談会でした。
2度目は東京外大の澤出君、大阪大の大下君、野田さん、青山学院大の北川君の4名でした。
2度目のグループは外国語系という特徴があります。
彼等は後輩に残すということで色々話してくれましたが幾つかの共通点がありました。

 

以下に挙げると、こういうことになります。
1 早い段階から夢・目標・志があるということ
2 早期の勉強への取り組みがあったこと。
3 自分自身を良く知っていること。

1,2については、結構大事なことなのですが、いまさら言う必要もないでしょう。

 

3について今回強く感じました。

世間では「自立」という言葉が頻繁に使われますが、あまり深く考えられていないのではないかと思います。
経済的自立とか精神的自立とか言われますが、本当にそれだけで十分な説明になっているのでしょうか。
先日、当社のOGが訪ねてくれました。彼女はキャリア教育の資格を取るため目下猛勉強中ですが、彼女の話で「自立とは自己概念が広がっていくこと」という ことがありました。
この自己概念とは「じぶんは何者か?」という問いへの答え、自分の感情や自分のイメージ(自己認識)を支える一貫した考えということです。
今回の合格者に共通することはこの自己概念が明確であり、自分をコントロールできていることです。
自分はいったい何がしたいのか。どうありたいのか。そして自分の良いところは、弱いところは・・・。
それをもう一度見つめ自分なりの考えを持って新年度を迎えたいものです。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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