教育現場のみならず職場など広く社会で「やる気」について論じられます。
「やる気」さえあれば成績は上がるし、業績も伸びるというわけです。
「やる気」アップの方法は色々あるでしょうが、「やる気」が出ない理由の一つに先が見通せないことから来る無関心・無気力があると思います。
目の前に大きな自然災害が来ることが分かっていれば人間はしっかり対策を練るでしょう。
安閑としていられないはずです。
学生はいずれ社会人となり何らかの職業につき生計を立て、人生の大半を過ごすわけですが、この職業について意外と考える時間が少ないことに気づかされます。
大学の学部選択も将来の職業と密接なだけに本来十分な検討が必要なはずですが、受験勉強の合間を縫って行うだけに困難がつきまといます。
大学に入ってから選択の失敗に気づく人も少なくありません。
そういう現状から、もう少し早い段階で「キャリア教育」の必要性があるのではないかと思うのです。
世の中にどういう職業があるかなどについて生徒は意外と知りません。中学生に至っては驚くほどと言ってよいでしょう。
キャリアについての認識が深まれば自ずと「夢」・「志」を持ちやすく「やる気」に繋がると思うのです。
自分の人生の先が少しでも見通せたら行動が起こります。 東セミグループでは今年度から少しずつ「キャリア」についての話を生徒にしていきます。
NPO法人日本青少年キャリア教育協会が開発したしっかりとした内容のプログラムを用います。
「今、勉強していることが将来、役にたつのだろうか?」という生徒の素朴な疑問にも実際の社会の仕組みを通して説明することで意欲が喚起されればこの上ない喜びです。
ご期待ください。
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