集中力を高めるポモドーロ法 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2021.12.02保護者通信

集中力を高めるポモドーロ法


 

忘却曲線という言葉をご存知だろうか。人間は覚えたことの50%を1時間以内に忘れ、24時間以内に70%を忘れるという時間と記憶関係を表したものだ。年を重ねると記憶力が衰え事あるごとに嘆きとも諦めともつかぬ心境になることが多くなった。それを回避するには繰り返し覚える作業を行うしかないが、その作業についても長時間続けると集中力が途切れて効果が出ないことがよくある。

そこで、偶然テレビで脳科学者の「ポモドーロ法」なる集中力持続法の説明を聴く機会があった。この名称はトマト(イタリア語のトマトを表す言葉)の形をしたキッチンタイマーからつけられたもので、イタリア人の考案者が名付けた。それは「25分間の作業(学習)、のち5分間の休憩」のルーティンが最も集中力が持続し生産性を上げるというアイデアをもとにしている。そのルーティンを4回繰り返したのち20分~30分の休憩をとるというものである。どうも集中力が続かないと悩んでいる生徒がいたら参考にしてみても良いのではないか。

テレビではその他に、記憶力について「翌日に10分の復習をすることが理想だが、前日、前々日の復習を2,3分するだけでも効果がある」と説明していた。また、「やる気」について「ワクワクするイメージを描く」、「さまざまな場所に教材を置く」、「付箋をあちこちに貼る」などのアイデアを紹介していた。大いに参考になるのではないか。

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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