変わるということ - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2007.02.01塾長ブログ

変わるということ


人は本当に変わることができるのだろうか。塾という仕事を していると案外この命題にぶつかる。この場合、変わるとい うことは良くなる方向であることはもちろんである。一般に 人が変わるということは人格という点では非常に難しいこと であると思う。自分に照らしてみてもほとんど絶望的である。 人格どころか日常的習慣ですら変えることには厳しいものが ある。しかしより良い方向、姿に変わりたいという欲求だけ は少なくとも失いたくないと思っている。
変わる、ということについて、私たちの身体を構成する細胞 も半年もすれば全部入れ替わると訊いている。また私たちを 取り巻く全宇宙も絶えず生成発展して止まない。そう考える と生物としての人にとって変わることは、好むと好まざると に関わらず必然ではないかと思われる。自己の狭い考えや、 思いに拘り大きく成長することが妨げられてはいけない。成 長も変化だとすれば、明るく、素直で、勉強好きが条件だと する意見があるが、最もだと思う。
遺伝子の世界的権威によると、人は大いに変わることができ る存在であり、それは今まで眠っていた良い遺伝子が突如目 覚めることであるという。感謝の気持ち、ギブ・アンド・ギ ブの生き方、またウイン・ウイン(自分も勝ち、相手も勝つ) の考え方、環境の変化、感動などがその場合のキーワードと いうことである。私たちの人生にとって大いに傾聴すべき意 見だと思う。人として生まれてきて、単に生を全うするだけ でなく、自分に与えられた能力を最大限発揮し、後悔のない 人生を送りたいと思う。

SNSでシェアする
冬期講習のご相談・お申込みはこちら
カテゴリ
 

【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

ページTOPへ
Instagram X facebook
お問い合わせ・お申込みはこちら