塾長ブログ アーカイブ - 8ページ目 (18ページ中) - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
    

塾長ブログ

  • 2017.01.01塾長ブログ
    あなたの仕事の動機は何ですか?

      あなたは何のために働くのですか、と聞かれたら何と答えますか。人にはそれぞれ事情があり、人生観、価値観も異なりますから、様々な答えが予想されます。 ある人は、家族を養うためであり、また自身の夢・志を実現するためであったり、人として成長するため、もっと物質的に豊かな生活をおくるため、周囲から認められるため、など多様な考えがあると思います。もっとも多くの人にとっては以上のことが複合的に存在するのではないかと思います。   生物としての人は生きていく上...

  • 2016.12.01塾長ブログ
    歴史の転換点に立って

      この度のアメリカの大統領選は大方の予想を裏切り、トランプ氏の勝利に終わった。どのテレビ局でも評論家と称する人たちの予想は外れた。アメリカの国論は真っ二つに割れ、トランプ氏の大統領就任に反対するデモが各地で行われた。 これは、今までにないことであり、アメリカ社会の亀裂を象徴するできごとである。昨年のイギリスのEU離脱といい事前の予想に反する結果となり、マスコミや評論家も形なしといったところである。当初、泡沫候補と言われたトランプ氏の当選は、これからの政治・経済を占...

  • 2016.11.01塾長ブログ
    高校合格ガイダンスを終えて

      10月24日に第二回高校合格ガイダンスが国際ホテルで開催された。参加者は中学3年生およびその保護者で四百名を超える盛況であった。今回は特別に高校1年生から3年生までの4人にショート・スピーチで自らの体験を基に受験生を激励してもらった。これからの受験勉強のコツや夢・志を持つことの意義を彼らの言葉で明快かつ情熱的に語ってくれた。私たち年の離れた大人が語るより余程影響を与えたに違いない。特に印象に残ったのは「勉強は高校受験がゴールではない」「夢・志があれば頑張れる」とい...

  • 2016.10.01塾長ブログ
    非認知能力について

      近年、IQ(知能指数)に対して「非認知能力」が注目されている。知能指数では測れない協調性、共感力、忍耐力、逆境力など人間が生きて行く上で必要な能力を指している。教育界でいう「生きる力」もこの非認知能力が重要な柱である。一見、学習はIQと馴染むが非認知能力と無縁なようで果たしてそうであろうか。学習を単なる知識の獲得とすると確かに非認知能力とは相入れないかもしれないが、ある目標を立てそれに向かって計画を立て地道に努力することで非認知能力が高まるのではないだろうか。 ...

  • 2016.09.01塾長ブログ
    「高大接続システム改革」について

      先般、(株)ナガセ主催の2020年を目処にした教育改革に関するセミナーに出席した。何故、今教育改革なのかの総論的説明から具体的な教育法であるアクティブ・ラーニングに至るまで盛り沢山の内容であった。この度の教育改革は単なる入試改革に止まらず、高校教育ならびに大学教育を一体的に改革しようとする意欲的なもので世界における日本の位置といった世界情勢、また少子化といった時代要請からも優れて必然性の高いものと言うことができる。   この教育改革に当たって...

  • 2016.08.01塾長ブログ
    「言葉と心と身体」

      言葉に関して「初めに言葉あり、言葉は神と共にあり、言葉は神なり」(聖書)、また古くは万葉集などで出てくる「大和の国は言霊の幸はふ国」といったことが想起される。言葉というものの何処かないがしろにできない重みを感じさせるのに充分である。私にはその意味を充分に理解できていないが、言葉の持つ重み、働きについて慧眼を開かせてくれる知見に触れることができた。それは表題の言葉と心と身体は相互に緊密な関係にあるということである。言葉→心→身体もあれば、身体→心→言葉もなりたつ。心...

  • 2016.07.01塾長ブログ
    「イギリスのEU離脱に思う」

      先ごろ、イギリスでEU離脱に関して国民投票が行われた。結果は僅差で離脱ということになった。不思議なことにこの結果に対してイギリス国民の間に後悔にも似た感想が多く聞かれることである。ネット上でも今頃になって「EUって何?」といった検索が多いようである。あるいは離脱が多数を占めるとは思わなかったという離脱に投票した人が多いとの報道もある。またもう一度投票したら逆の結果になるのではないか、との観測もある。世界経済の混乱の兆候も現れ、ここに至ってことの重大性に気づいた節も...

  • 2016.06.01塾長ブログ
    ベネッセ、トップ交代に思う

      先ごろ、ベネッセの原田泳幸社長が業績不振を理由に退任した。ベネッセというと通信教育講座で有名な教育界の巨人で、マスコミに大きく取り上げられた。退任の報道を聞いて率直なところ唐突感を抱いた。これまで二度お会いして今後のベネッセの方針を熱く語られた姿を目の当たりにしていたからである。就任早々、例の個人情報漏洩事件に見舞われ、ついていないところがあったとは言え、異業種で発揮した経営力に期待した。彼のプレゼンテーションで今もはっきり覚えている言葉がある。「これからの教育界...

  • 2016.05.01塾長ブログ
    創業30周年を迎えて

      東セミグループはこの7月で創業30周年を迎えます。法人設立が1月21日、創業が7月26日からの夏期講習です。金沢市有松の金沢校が最初の校舎で2年後に松任校を開校しました。当時は集団一斉の東大セミナーのみであり、入会テストを厳格に実施する進学塾として地域から高い支持を得ました。東大セミナーの入会テストに何度も落ちて他塾で勉強し、3度目でようやく合格したというエピソードがありました。また、学校での生徒間の話題によく東セミのどのクラスに所属するかということがあったようで...

  • 2016.04.01塾長ブログ
    「粘り強さ」に注目!

      近ごろ読んだ本に「GIVE&TAKE『与える人』こそ成功する時代」(アダム•グラント著)というのがある。近年読んだビジネス書としては白眉で躊躇なく社員の必読書とした。理由は単なる著者の経験でもなければ、著者のビジネス思想、哲学でもなく、大学などの行動科学、経営学の研究に裏づけられたエビデンス(客観的証拠)に基づく内容であることである。この著者を知ったのは「ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学」(入山章栄著)によってであるが、前述のアダム•グラントを新進気...

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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