私たちは、何かをなすとき目標を定める。目標を定めず事に取り掛かることは羅針盤なき航海と同じである。通常、目標は具体的な数字などで表すことができる。テストにおける目標点や志望校(偏差値)などである。企業で言えば売上や利益などが目標として掲げられる。プロセスにおける到達度や達成率などもよく目標設定として使用される。 目的は目標の向こうにある最終的に実現したい事象である。「明るく元気な地域社会を実現する」、「独立自尊の社会に貢献する人材を育成す...
なぜ学ぶのか? これも百人いれば 百通りの答えがある問いの一つかもしれない。 かつて「金ピカ先生」のニックネームで 予備校界で一世を風靡した 故佐藤忠志さんがテレビで 「学んで有名大学に合格すれば 学歴コンプレックスを持たなくて済む。 最低限それは言える」と 発言したことを不思議と覚えている。 最近では脳科学者として活躍中...
今年は東大セミナーが開校して35年目にあたる。 開校した昭和61年(1986年)は 後年「バブル経済」の始まりの年として記録さる。 奇しくもこのような年に開校した訳であるが、 お陰様でよくここまで続けられたものと 感謝の気持ちで一杯である。 俗に波乱万丈を例えて「山あり谷あり」と 言われるがそれを正に地で行った感がある。 ...
ここ数年の塾業界は低迷をしているようだ。 ある経営情報機関によると、 ここ3年から5年にかけて 10%~20%売上げを下げている塾が多いようだ。 以前にも指摘したが塾業界は通塾率の上昇、 一人にかける塾代の増加などによって 何とかしのいできたがそれも限界に来たのであろう。 そのような状況下で 売上げ2億~6億規模の塾の中で 前年度売...
先日、あるユーチューブで 帝国データバンクが毎月行っている 「新型コロナウイルス感染症に対する 企業の意識調査」の存在を知った。 調査期間は2020年12月16日~2021年1月5日、 調査対象は全国2万3,688社で、 有効企業数は1万1,479社(回答率48,5%)。 2020年2月から毎月実施し今回で11回目になる、 とあった。 本調査のまとめ...
随分前になるが正月に 歴史小説を読むのが恒例の時期があった。 特に宮城谷昌光氏の中国の歴史小説が好きだった。 好きな理由はやはり 何といってもスケールの大きさだ。 登場人物を通して中国人のものの考え方や 習俗や人間観がリアルに伝わってくるからだ。 何故か「学問は弱い人間がするものだ」という 勇猛果敢な登場人物の言葉をいまだに覚えている。 ...
コロナは随分私たちに大きな影響を与えている。 密を避ける生活が求められ、 人と人との距離感が以前と変わってきている。 コミュニケーションは対面からzoomなどの オンラインを使って行なうことも多くなった。 仕事でもテレワークで十分行なえることが分かり、 今後働き方も多様になっていくだろう。 交通機関を使い時間を掛けて出張し 交渉するといったこともこれまでと較べて 少なくなることで...
人間の性格に与える環境と遺伝の影響が よく議論の俎上に上る。 学問上は2つとも大きな影響を与えるのだろうが、 遺伝についてはいまさらどうしようもなく、 どうしても 後天的な環境についての議論が多くなる。 私の妻は相田みつをの 「育てたように、子は育つ」 の言葉をことのほか気に入っている。 私はどちらかというと若干その言葉に抵抗があり...
私の尊敬する人物に田坂広志氏がいる。 氏の講演をたまたま YouTubeで聴く機会があった。 タイトルは「死生観を持とう!」 というものであった。 「死生観」の骨子は3つであった。 1つは「死は必ず訪れる」、 2つ目は「人生は1度だけ」、 3つ目は「いつ死ぬか分からない」であった。 どれも当たり前のことであるが 私たちは日頃これらについて ...
新型コロナ禍で社会の在り様も 大きく変化してきていると痛感する。 「ソーシャル・ディスタンス」という言葉も 日常化している一方、 人間間の距離感にも少しずつ変化の兆しが見える。 新型コロナが終息すると元に戻るのかというと 完全には戻らないのではないかと推測している。 私たちの生活様式において本当に必要なものと そうでもないもの棚卸が多少とも行われ、 大...
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