塾長ブログ アーカイブ - 14ページ目 (18ページ中) - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
    

塾長ブログ

  • 2011.09.01塾長ブログ
    受験は戦略である

    「仕事ができる人の心得」小山昇著を読んで、大いに刺激をうけた。ありきたりの本でなく著者の個性がつよく出た内容に刺激をうけた。しかし、それは違う、という箇所があった。これは辞典のように仕事に関する用語に著者独自の解説をしている手帳サイズの本であるが、その「受験勉強」の項目に「ベンチャー精神をなくす。答えがあるということを教えられているので、どうしたらよいかを考えなくなる。そつなくやるが、その先に行かない。新卒者を育てるには、社内にゼロスタートの事業部を毎年設立するしか方法がない。」とあったので...

  • 2011.08.01塾長ブログ
    「事上磨練」という言葉

    先日、日本経済新聞のコラム「大機小機」で「事上磨練」という言葉に出会いました。中国の十六世紀の思想家で王陽明という人の言葉です。「人はすべからく事上に在って磨練すべし」ということですが、事上とは実際のことにあたりながら、の意だそうです。これは理念や学問などは決して日常の生活から乖離したものでなく、毎日の生活や仕事の中で自らを磨かなければ成果が上がらないとするものです。王陽明というと他に「知行合一」の有名な言葉がありますが、実践、活学を重視した彼の面目躍如といったところです。 大学生の就職活...

  • 2011.07.01塾長ブログ
    「人にとって職業とは何か」

    たいていの人は職業を持っている。その職業によって生活の糧を得、家族を養う。 しかし職業はただそれだけのものだろうか。職業というからには必ず相手があり、それぞれが有機的に結びついているということができる。そう考えると、職業は社会の相互扶助の一環を担っているということができる。人はそれぞれ得意な分野があり、その能力を活かして特定の職業につき、それを通して社会に奉仕することが職業の意義だと思われる。 その職業を通して社会に奉仕することで収入を得ることができ、それは奉仕に対する報酬である。い...

  • 2011.05.01塾長ブログ
    「第一志望にこだわる」

    あるNPOの調査によると毎年8万人の大学生・短大生が退学するという。これは8人に1人が学業半ばで大学を去ることになる計算で深刻な問題だ。その主な理由は学習意欲の喪失、人間関係、不本意な入学のようだ。ここではそれぞれ重要な問題だが、最後の不本意な入学を取り上げたい。私の時代は大学進学は約25%位で4人に1人の割合であった。私の場合、将来の職業に結びつけて大学・学部を最終的に選択したが、それを上回る「まずその志望大学に入る」という情熱があった。 だから志望大学の学部は2、3受けることは普通であ...

  • 2011.04.01塾長ブログ
    「震災と平和」

    この度の東北関東大震災は世界的にもかつてない程の規模で、多くの死者と被災者を出しましたが、謹んで亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに哀悼の意を表します。 また、津波、原子力被害から避難された大勢の皆様には何と言って良いか言葉もなく、一日も早い復興を願うばかりです。 マグニチュード九の大地震が起きたのは、東セミグループの本社で、ちょうど仙台に本社を置く大手塾の社長さんと来る五月の下旬に金沢で開催予定の情報交換会の打ち合わせを行っている最中でした。身体に揺れを感じると同時にブラインドの紐が...

  • 2011.03.01塾長ブログ
    「チャレンジ精神」

    東セミグループを設立してから四半世紀が過ぎた。この間、黒字と赤字が半々で決して平坦な道ではなかった。社員の給料の手当てで汲々として眠れぬ夜をすごしたことも少なからずあった。取引先やテナントの大家さんにも多々迷惑をかけたこともあった。今日の東セミがあるのも関係者のご理解と温かいサポートがあったればこそだと思う。人生においても、事業においても右肩上がりで永遠に繁栄することは不可能である。必ず山あり谷ありであり、それでこそ人間は鍛えられ逞しくなるのだと思う。苦があるから楽があり、楽があるから苦があ...

  • 2011.02.01塾長ブログ
    「東セミグループの25年」

    この1月21日で東セミグループは創立25周年を迎えました。当初は「東大セミナー」という主に小中学生を対象とする集団指導の進学塾として出発し、1991年には全国で最初の「東進衛星予備校」の加盟校となり、また2000年には1(講師):2(生徒)の本格的個別指導、「東セミパーソナル」を開設して今日に至っています。お陰さまで、現在では小学生から高校生・高卒生まで約1千名の生徒が通う進学塾として成長することができました。これも、これまでの大勢の生徒、ご父母を始めとした皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上...

  • 2011.01.01塾長ブログ
    「しかし」の接続詞

    「しかし」の接続詞は論説文では逆説の接続詞といって前文を否定あるいはそれに疑問を投げかけ、著者の主張が展開される重要な言葉である。著者の言いたいことを掴むときには注意しなければいけない接続詞である。   しかし、これは重要なだけに使用する上で特に注意しなければならない。例を挙げると謝罪するときと、人を褒めるときである。謝罪したあと、「しかし」と言って言い訳、こちらの立場を弁明したら「しかし」の前の謝罪は吹き飛んでしまって、単なる言い訳としか受け取られないのである。学習塾...

  • 2010.12.01塾長ブログ
    勉強の「定性性」と「定量性」

    物事を学ぶとき定性性と定量性が問題になる。勉強における集中力や持続力は個人の定性性の問題であり、確かに個人差が顕著である。よく勉強の質と量ということが言われるが質は定性性に関連し、量は定量性に関連する。定性性は一朝一夕に何とかなるものではなく長年の習慣、訓練が必要である。集中力のない生徒に「集中しろ」と言ってみたところで大きな効果が期待できない。「継続は力なり」の格言どおり日頃の行いがものをいうわけだ。その点、定量性については短期間においても何とかなるのである。   量...

  • 2010.11.01塾長ブログ
    「今井先生の公開授業」

    先日、東進の今井先生を金沢にお招きし公開授業を行った。先生は東進の英語講師の中、いや全予備校講師の中でも今では押しも押されもしないトップ講師として君臨されている。250名に上る生徒が参加してくれたが、これは当塾の公開授業としては全盛期の出口先生と並ぶ最高の参加者だった。特筆すべきは参加者の満足度は極めて高く、それは実施したアンケートを見れば一目両全である。いわく「やる気が出た」、「自分は変わった」「今からでも家に帰って勉強したい」「単語の重要性がよく分かった」「来てよかった」「話が面白くて時...

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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