塾長ブログ アーカイブ - 11ページ目 (18ページ中) - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
    

塾長ブログ

  • 2014.07.02塾長ブログ
    附属・泉丘・小松高突破模試について

      今年度から中3受験生を対象に「突破模試」を実施することになりました。これは構想3年を経てようやく実現したものです。県内には新聞社が主催する「総合模試」が既にあり、東セミも当初より参加しています。この模試の特徴は石川県の入試問題に形式上も難易度も似せて作ってあることです。これによりあらゆる受験生にとって効果的な模試となっています。   これに対して「突破模試」は県内上位校を志望する生徒を対象に開発されたものです。必ずしも入試問題に似せること...

  • 2014.05.06塾長ブログ
    与える喜び

      皆さんの中には時間の経つのを忘れるくらいに物事に集中した経験があるという人が少なからずいるはずです。自分の好きなこと、楽しいこと、興味のあることなどに集中しているときです。アメリカの心理学者チクセント・ミハイはこの状態を「フロー」と呼びました。彼によるとフローとは「一つの活動に深く没入しているので他の何ものも問題とならない状態、その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすような状態」ということになります。平たく言え...

  • 2014.04.03塾長ブログ
    学ぶということ

      学ぶ意義については100人居れば100通りの考え方があるだろう。生きていく上での知識を得ることはもちろん人生の選択肢が広がることや、知識・知恵・文化を後世に伝えることなど幾つか挙げられる。現実的には学んで高等教育機関を出れば就職に有利などと親が子に伝えることも多い。宮城谷昌光の小説に「学問は弱い人間が必要に迫られてするもので、勇猛な武将には必要ない」という中国古代の武人の言葉があったが、かつて学問とはそのようなものであったのかもしれない。   ...

  • 2014.03.01塾長ブログ
    人のために努力する

        よく私たちは生徒面談などで「自分のために頑張れ」という激励を飛ばしがちだが果たしてどれだけの効果があるのだろうか?これについては近頃少し疑問に思っている。自分のために何かを為すということであれば、自分で諦めてしまえばそれで終わりである。人からとやかく言われる筋合いもない。むしろ愛する家族や他の信頼する人たち、困っている人など他の人のために頑張る方がより力が出るのではないだろうか。表題の「人のために努力する」はどこか与える喜びに繋がり、人を強く動...

  • 2014.02.01塾長ブログ
    和顔愛語(わげんあいご)

    センター試験は終わったけれども、これからが受験の本番です。当然、受験生は本番が近づくにつれナーバスになります。そこで「落ち着いて平常心でやれ」と言ってみてもなかなか上手くいきません。それで上手くいけば誰も苦労しません。学校でも不安と焦燥からこの時期かえって騒がしくなったりします。本番が近づくにつれ集中力を発揮できる生徒はそれだけで素晴らしい才能です。   それでは受験生の周りにいる者としてどのような接し方が良いのでしょうか。それは、笑顔に尽きると思います。家...

  • 2014.01.11塾長ブログ
    受験生への最後の激励

    私はよくこの時期に受験生に対して「あきらめない、あなどらない、あせらない」という言葉を贈る。「あ」で始まるこの言葉ほどこの時期の受験生に適切な言葉はないと思っている。 これは古文の荻野文子先生がかつて金沢南校にあてた色紙にあった言葉である。この言葉に最初に触れたとき、言い得て妙だといたく感動したものだ。   今、改めて思うに、この三つの言葉はどれも大切だが「あきらめない」がとりわけ重要だ。 言うまでもなく、あきらめたらそこでおしまい、ジ・エンドだからだ。 もち...

  • 2013.12.01塾長ブログ
    努力の事実が残る

    人間とは弱いもので、結果が心配になり勉強や仕事などにおいて不安で手につかないことがある。 失敗したらどうしよう、親などの近親者に心配をかける、など考えだすと落ち着かなくなる。 かく言う私もこういう経験を沢山している。 いま受験生諸君のなかでこういう心境に陥っている人がいるのではなかろうか。 こういう心情の困ったところは、それが何時しか焦りに繋がり負のスパイラルに陥ることである。   こうなると、そこから抜け出すのは困難になるが、ここは発想を変え、結果はともかくやれること...

  • 2013.11.01塾長ブログ
    「自問自答」ということ

    近ごろ「自問自答」ということを考えるようになった。 いや、そのことの重要性に思い当たることが多くなったといったほうが当たっている。 よく反省という言葉を使うが詰るところ自問自答に行き着く。 松下幸之助は「自修自得」とは自問自答しながら学ぶことだとしたが、 東セミグループの教育理念にもこの自修自得を謳っている。 これを換言すれば自ら問題・課題を発見し、自ら答えることということができる。   教育の究極の目標は自問自答しながら人生を歩む人間の育成にあるのではないかと思う。 ...

  • 2013.10.01塾長ブログ
    「自分を好きになる」

    「自分を好きになる」ということは何もナルシストになるということではありません。 人を好きになる、人を愛するといっても自分を好きでない者がどうして人を好きになったり、愛したりできるか、という前提としての「自分を好きになる」です。 志・夢を持つということであっても本人に自己の肯定感・重要感が無ければ恐らく無理でしょう。また日頃の生徒指導でもよく使う「向上心」についても同じではないでしょうか。   私は本来どんな人でも自分が好きという感情をもって生まれてきていると思ってい...

  • 2013.09.01塾長ブログ
    「塾は交換の場」

    我われの祖先現生人類が繁栄したのは「共有や交換」を行ったからだという興味深い見解に出会った。 一方ネアンデルタール人は脳の大きさは現生人類より大きかったにもかかわらず亡んでしまった。 知能的にはネアンデルタール人は現生人類と変らなかった可能性があるという。 そこで何故ネアンデルタール人は亡び現生人類は繁栄したのかの疑問に応える仮説が冒頭の見解である。   ネアンデルタール人の遺跡から発掘される石器等は彼らが住んでいた地域から発掘されたものに限られており自給自足の生活を...

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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