こんにちは。御経塚校の安部直希です。
今回は、「レバレッジ・リーディング」という読書法について紹介致します。
「レバレッジ・リーディング」は、本の読み方のテクニックです。しかし、勉強にも応用できる点があります!!受験やテストで、文章を読むのに時間がかかり、解答する時間が全然足りない!!と、毎回悩んでいる人はいませんか?特に国語で時間が足りないという声をよく聞きます。しかし、今回紹介する「レバレッジ・リーディング」という読み方をマスターすれば、素早く要点を理解し、内容を把握することが出来ます。また、自分にとって重要な部分とそうでない部分を判断する力を身に付けることが出来ます。それによって、情報の取捨選択能力が高まり、文章を読む時間を短縮できます!!それでは、レバレッジ・リーディングという読書法を具体的に紹介致します。
レバレッジ・リーディングでは、、本選びが最も重要です。自分に足りていない部分や伸ばしていきたい部分を考えます。自分の興味がある分野の方が実践的に本の内容を活用できますし、読むモチベーションも上がると思います。そして、自分の興味が、本を購入します。購入したら、本を読む制限時間を設けます。以下の流れで読書をすることで、効率的に本の内容・要点を抑えることが出来ます。
①本全体をパラパラめくり、気になるページの角を折るー10分
②角を折ったページを読み、重要な所に線や印をつけるー10分
③線や印をつけた部分をじっくりと読み、メモを取る。-10分~40分
③のメモを取る場所については決まりがありませんが、大切である部分をメモしておくのがおすすめです!!本を読むだけではなく、学んだ事をアプトプットすることが大切です。手帳やメモなどに書き込んでおけば、何かの隙間時間に読み直すことができるでしょう。その学びを行動に移すことが出来るようにし、どんどん実践に活用していくことが大切です。テストや受験でも、この読み方を活用することが出来るのではないでしょうか。
①本文・問題全体に目を通し、テストの傾向を把握→解答する順番・時間の見通しを立てる
②本文を読み、重要な所に線や印をつける。
③線や印をつけた部分(要点)をじっくりと読み、解答する
このようにして、全体の見通しを立て、要点を押さえて読むことによって時間配分をしっかりと立てることが出来るのではないでしょうか。結果的に、情報を取捨選択して、必要のない部分に時間をかけることも少なくなります。また、文部科学省の「国語力を身に付けるための読書活動の在り方」に読書に対するデータがあります。毎日新聞社・社団法人全国学校図書館協議会の「学校読書調査」によれば,小学校から高等学校までの児童生徒の9割前後が「本を読むことは大切である」と認識しています。それにもかかわらず,1か月間に1冊も本を読まなかった児童生徒の割合は,小学校から中学校,高等学校と進むにつれて高くなります。その原因としては、部活動であったり、学校があって忙しいという理由があるのではないでしょうか。しかし、今回紹介した読書法であれば、湯船に浸かっている時間や電車やバスに乗っている時間など隙間時間を活用できます!!情報の取捨選択能力を高めたり、要点を掴む練習にもなるので、ぜひとも実践してみてはいかがでしょうか。
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