令和3年の石川県公立高校入試英語について - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2021.04.29入試対策

令和3年の石川県公立高校入試英語について


皆さんこんにちは。

東大セミナーの浜上です。

 

今回は、

「令和3年の石川県公立高校入試の英語」

についてお伝えします。

 

 

 


目次

1.石川県公立高校入試の英語問題の傾向は?

2.難易度

3.対策


 

 

 

1.石川県公立高校入試の英語の傾向は?


 

本年度の形式は例年通りリスニング、

文挿入問題、会話文、長文の大問4題の出題でした。

 

会話文、長文にはもれなくグラフや資料が付き、

そこから判断する能力も相変わらず求められます。

 

 

 

2.難易度


 

入試後今年の受験生から聞いた感想は

「難しかった・・」

「全然読めんかった・・」

「リスニングが何言っているかわからなかった・・」

など、石川県総合模試で

90点取っている生徒ですら

後ろ向きな感想ばかり。

 

実際に問題を見てみると

「なるほど・・これはきついかも」

との感想です。

 

大問2の文挿入は比較的簡単でしたが、

それ以外は難易度が高くなっておりました。

 

リスニングに関しては、

話すスピードが例年よりかなり早かったようです。

 

入試改革における英語4技能強化の影響でしょうか。

 

高校受験用の一般に販売されている

リスニング教材のスピードでは対処できないでしょう。

 

また、会話文、長文に共通して言えることですが、

まず資料が細かく素早い情報能力が必要であった。

 

さらに注釈なしの単語のレベルが上がり、

見たことのない単語を資料や文型、

論理関係にて解釈する力がないと

内容を読み取るのには難しいと感じました。

 

今年の平均点は44点ぐらいとの予想が

各所で出ておりますが、

もしかしたら40点切るかもです・・。

あくまで予想ですので悪しからず。

 

 

 

3.対策


 

前回の

「これだけは意識して!中学英語の勉強法」

でも書きましたが、

石川県の公立高校入試の英語問題は

リスニングと長文のみです。

長文が読めなければ話になりません。

 

今の新中1~中3生は

文法を習っていると思いますが、

文法はあくまで長文を読むための法則を学ぶものです。

 

この文法を習ったあと、

長文の演習に入りましょう。

 

長文演習は時間がかかります。

そのために早めに文法を終わらせましょう。

 

長文演習を行っているなかで、

必ずと言っていいほどわからない単語が出てきます。

 

わからない単語を推測して読む必要があります。

 

みなさんは日本語の文章の一部を空欄にして

内容を読んだとしても大体把握できますよね。

 

その時に何を意識していますか?

 

「それ」などの指示語、

「しかし」「すなわち」などの

接続語を意識しませんか?

実は英語も同じです。

 

長文を読む際、わからない単語は

「あてずっぽうの何となくの推測」ではなく

「指示語、接続詞などから導かれた根拠ある推測」

で読めるようにならないといけません。

 

その演習のために文法は遅くても中3の夏休みには

すべて終わらせなければなりません。

学校の進度では正直遅いです。

 

また、リスニングに関しては、

聞くだけでは限界があります。

 

上達の一番の近道は

「自分も話せるようになる」ことです。

 

人間の耳は自分の話すスピードと

同じスピードのことが聞き取れると言います。

 

早口の人が早口の人の話を聞き取れているのを

見たことはありませんか?

 

実は英語も同じで自分の話すスピードが速まれば、

聞き取れるスピードも速まります。

 

では何をすればよいか。

一番の近道は外国の人と会話することですが

なかなか日本では難しいですよね。

 

次にお勧めは音読です。

 

ただし、必ず音源のあるテキストを使用し、

そのまま聞こえたとおりの発音とスピードで

話すように意識しましょう。

 

東大セミナーではBenesseさんの協力で

English Speaking Training (以下EST)を導入しております。

 

ESTはGTECのSpeaking対策を行う内容です。

 

昨今の大学入試改革にて、

GTECの点数が一定以上あると、

大学によっては大学共通テストの英語の点数が

180点換算になるなどメリットがあります。

 

今後ほとんどの大学がこのような制度を

取り入れることが予想されます。

 

先のことを考えてもGTECの勉強は

しておくべきであり、これが石川県の公立高校入試の

リスニング対策に絶大に効果を発揮すると考えます。

 

興味がおありの方は是非お問合せください。

最後はESTの宣伝みたいになりましたが・・

 

石川県の公立高校入試の英語は

それだけ甘くはないということです。

敵の姿を知り、最善の対策を立てていきましょう!

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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