皆さんこんにちは。
東大セミナーの篠原です。
今月おススメする本は
“東大主席が教える超速「7回読み」勉強法”です。
目次
著者名: 山口 真由
出版社: PHP研究所
価格(税込):640円
皆さんは、「本を読む」ということについて
このように考えていませんか?
実は、私もこの本を読むまで
「同じ本を繰り返す読む」ということを
行っていませんでした。
けれど、この本を読んだ後は
「本は1回読んだだけでは足りない。
本は繰り返し読んで、
内容を頭に刷り込むことが大切なんだ」
ということを学ぶことができました。
「7回読み勉強法」と聞いて、
正直なところ
「7回も同じ本なんて読んでられないよ」
と思った方はいませんか?
何を隠そう、私自身がもともと
本を繰り返し読む習慣が無かったせいか、
「本を7回読む」ということに対して
抵抗を感じたのです。
しかし、7回読み勉強法には
たくさんのメリットがあります。
本書には、7回読みのメリットが
このように挙げられています。
・視覚刺激によるインプットは、
机上での勉強に最も適しており、
多くの人に向いている
・7回読みは1回1回をサラサラと
読み流すだけなので、疲れない
・流し読みするだけなのに、よく理解できる
・勉強に必要な基礎体力が身につく
・テキストさえあれば
いつでもどこでも取り入れられる勉強法
・テキスト全体を繰り返し
流し読みしてインプットするので、
「テストに出そうなところ」を考えるが必要ない
(ヤマ張りの必要がない)
本書で紹介されている
「7回読み勉強法」を
簡単にご紹介いたします。
全体を通して、300ページを30分程度で
流し読みする作業を繰り返します。
一文一文の意味をしっかりと
理解しながら読むのではなく
「意味がわからなくても、
次に読むときに理解できれば良い」
ぐらいの軽い気持ちで、スピード重視で読みます。
「見出し」を頭のノート上に写し取る感覚で読みます。
文章の中身にも目を通しますが、
それよりも章のタイトル・項目ごとの見出しを意識し
全体像を大まかに感じ取ることに意識を置きます。
「見出し」が頭に入った段階で、
再び全体を流し読みします。
「こんな話がこういう順番で書いてある」
と、本の全体像をより明確に把握することを意識します。
ここまででうっすらと
「こんな話がこういう順番で書いてある」
と認識できたものを、
より鮮明に、明確にするイメージで
再度全体を流し読みします。
ここまでは、はっきりと意味が
理解できなかったとしても
気にせずに読み進めていって構いません。
文章の中の頻出キーワードを意識して読みます。
ただし、理解しよう、覚えようとはせず、
ただ「詳しく書いてあるな」程度に
認識すれば大丈夫です。
4回目と同様に、今度はキーワードと
キーワードの間にある説明文を意識します。
キーワードとキーワードの間をつなぐことで
その段落の要旨を掴めるようになるそうです。
ディティールにも意識する。
「このキーワードの意味はこうだったな」
などと、これまで読んできて掴んだ内容の
答え合わせをするつもりで読みます。
1~6回目で読んだ内容を、
更に鮮明にするイメージで
全体を流し読みします。
いかがでしょうか?
「流し読み」というポイントを
押さえられていないと7回も繰り返し本を読む
作業はとても大変だと思います。
今回は「7回読み勉強法」の方法について
お伝えしましたが、是非本書を手に取って
読書に臨んでみてください。
勉強法だけではなく、
著者の国家公務員試験の受験勉強のエピソードや
モチベーションの保ち方・勉強との向き合い方など、
「今まさに勉強を頑張っている」
「勉強を頑張りたい!」という人にとって
ためになることが沢山書かれています。
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