皆さんこんにちは。
東大セミナーの上見です。
今回は、「読書術」についてお伝えします。
目次
皆さん、
唐突ですが月にどの位本を読みますか?
月に10冊以上読まれる方もいれば、
ほとんど読まない(読む時間が無い)
という方もいると思います。
ただ、多く読んだから良い、
読まないから悪いという訳ではありません。
野球選手のイチローは
ほとんど読書をしないそうで、その理由が
「自分が経験してないことを
自分が経験したかのように
錯覚してしまうのが苦手。
それよりも自分と向き合って
何かを得たい。」
と言っていました。
そもそも、
何のために読書をするのでしょうか。
様々な理由があると思いますが、
少なくとも読書をしている人は、
「もっと知識を得たい」
「今の自分を変えたい」
といった向上心がある人だと思います。
では、価値のある読書とはどのような読書か?
それは
「その本を読んで行動が変化できる読書」
だと思います。
読書でインプットした知識や思考を、
アウトプットすることで血肉となり、
使える知恵となります。
何事も、経験してみないと
その価値は分からないということですね。
では、効果的な読書法について、
インプットとアウトプットに分けて
お伝えします。
まず、インプットについてですが、
ポイントは2つあります。
1つ目は、「速読より深読」を
重視することです。
ただ、速読や多読がダメ
という訳ではありません。
深読が出来た上での速読や
多読はとても効果的です。
では、深く読むとはどの程度のことを
いうのでしょうか。
それは「その本について議論が出来る」
まで読むことだと思います。
つまり、アウトプットすることを
前提として読書をすることで、
その本の要点をまとめることが
出来るということです。
まさに一石二鳥ですね。
2つ目は、「攻略本のように読む」ことです。
読書する目的は様々あると思いますが、
日々の生活の中で何か課題を感じ、
その課題を攻略するヒントを得たい
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、攻略したい場面を明確にし、
そのヒントとなる部分だけを集中的に読み、
実際に試してみるという方法が良いと思います。
続いて、
アウトプットについてお伝えします。
大前提として、
インプットした知識や情報を
何もアウトプットしなければ
あまり成長は見込めず、
アウトプットすることで
自己成長や改善行動に繋がってきます。
これは、脳の仕組み上、
アウトプットを定期的に行うことによって
重要な情報だと認識し、
長期記憶として保存されます。
一般的にはインプットとアウトプットの
黄金比率は3:7、2週間に3回以上は
アウトプットすることが
効果的だと言われています。
アウトプットが重要だということについて、
ここまで読まれた方のほとんどは
分かり切っていることかも知れません。
では、アウトプットの実践方法について、
こちらも2点お伝えします。
1つ目は「ありのままを記録する」ことです。
何か本を読んで、心の動きを感じたら
とにかく書いてみましょう。
その際、重要なポイントは
「体裁を気にしない」ことです。
アウトプットを「習慣化」
することが目的ですので、
あまり時間をかけ過ぎないようにしましょう。
2つ目は「発信する」ことです。
発信の方法としては、
SNS(ツイッターなどの字数制限があるものは
要約する力もつきます)や
人に話すことをお勧めします。
発信することの利点としては、
周囲からの意見がもらえること、
つまり「フィードバック」があることです。
そのことによって自分の理解確認や、
違った見方や捉え方を学ぶことが出来ます。
読書をした方が良いとは分かっているけど
中々習慣がつかない方は、
読書を「仕組み化する」ことをお勧めします。
具体的なアクションとしては
「時間と場所を固定する」
「誰かと一緒にやる」といった、
やらざるを得ない環境を作り出すことによって
習慣化が可能です。
勉強でも同じようなことが
言えるのでは無いかと思います。
上記の考え方も「習慣が10割」という本から
学んだことです。
読書をすることで、
皆さんの人生がより豊かなものになることを
願っています。
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