公立高校入試合格の鍵!地域統一テストとは - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2020.10.31保護者通信

公立高校入試合格の鍵!地域統一テストとは


みなさんこんにちは。

東大セミナーの大木です。

いつの間にか木々の葉の色も変わり、

すっかり寒くなりました。

 

朝晩は特に冷え込みますので、

受験生のみなさんは

体調管理を徹底して下さいね。

 

さて、11月といえば、

中3生の地域統一テストが実施される月。

そこで今回は、地域統一テストの位置づけと、

その前後の動きについてお話したいと思います。

 

 

 

1 地域統一テストの位置づけ


 

地域統一テストは、公立高校の出願校を

決定するための材料として重要視されるテストで、

自治体単位で実施されます。

 

基本的にはこのテストの結果をもとに、

学校の先生方と話し合い、

出願校を決定していきます。

 

もちろん最終的な出願校は、

「2月の出願期間に出願した高校」であるため、

今の時点で出願校決定といっても、

厳密には確定はしていないのですが、

現時点での成績をもとに、

出願方針を決めていくのが

地域統一テスト後に実施される

学校での面談であり、

その方針決定のための材料として重要視されるのが

この地域統一テストということです。

 

したがって、中3生は、

自分の志望校を受験校にするためには、

まずこの地域統一テストで

しっかりと結果を出さなければならない

ということになります。

心して臨みましょう。

 

 

 

2 目標点数を把握しておく


 

地域統一テスト前に実施してくべきこととしては

「目標点数を把握しておくこと」が挙げられます。

 

自分の第一志望校に

過去に合格していった先輩たちが

11月の地域統一テストで取っていた点数

(合格者平均点)が目標点数になるかと思います。

 

この点数については、学校の先生や塾の先生に

聞いてみればわかります。

目標点数を把握せずに「なんとなく受験した」

ということだけは絶対に避けて下さい。

 

 

 

3 目標点数を達成するための

  ビジョンを持っておく


 

例えば目標点数が350点だとしたら、

自分の科目毎の得手不得手をベースに、

「英語75点、国語70点、数学60点、

 理科65点、社会80点」というように

各科目の目標点数を設定しましょう。

 

そうすることで、試験本番中も、

「これだけの点数をとれば良い」

という認識を持って

問題を解くことができるので、

難しい問題やわからない問題が出てきたとしても、

問題を取捨選択でき、

焦らずに試験を受けることができます。

 

 

 

4 見直しをする


 

試験を受けることは、

現状の力を把握することであり、

新たな知識の習得や出来なかったところを

できるようにすることではありません。

 

なぜなら、試験を受ける前と試験を受けた後では

知識量に変化はなく、持っている知識の確認が

できただけだからです。

 

したがって、新たな知識の習得や

出来なかったところをできるようにするためには、

見直しが必須です。

 

試験が終わった当日に

見直し・解き直しをしておくのが最も効果的です。

 

なぜなら、試験直後が最も試験中の感情を

覚えているし、記憶は感情を伴わないと

長期記憶にならないからです。

 

試験中の「これ何だっけ?」

「まずい、ここの勉強してなかった!」

といった感情を覚えているうちに、

すぐに見直しをして「なるほど!」

「こうすればできたのか!」といった

感情を伴わせておくことで、

見直しの効果を最大化することができるのです。

 

 

 

5 次回統一テストの

  目標点数の把握・学習計画の作成


 

1月に行われる地域統一テストは

11月のそれよりもさらに重要です。

 

したがって、

11月の地域統一テストが終わったら、

1月の合格者平均点突破に向けて

すぐに学習スケジュールを作成しましょう。

 

科目毎、単元毎に学習内容を決め、

「全科目トータルで

 目標点数突破をめしていくこと」

を意識しましょう。

 

「目標点数まで100点上げなければならない」

だけだったら途方もなく感じますが、

「英語で20点、国語で10点、数学で10点、

 理科で30点、社会で30点」というように、

科目毎に目標点数を定め、さらにそれを

「社会の30点は、日本地理で5点、

 世界地理で5点、歴史(近世)で5点、

 歴史(近代)で10点、公民(政治)で5点」

というように単元毎に目標点数を細分化すれば、

各単元の学習量を明確にできるし、

スモールステップで目標達成に向けた

学習をすすめることが出来るので、

精神的にも前向きに取り組めます。

 

 

中3生にとって、

地域統一テストは本当に重要なテストですから、

しっかりと前後の準備を整えて

本番に臨んで下さい。

応援しています。

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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