※写真は昨年度の夏期合宿の様子です
今年度はオンラインで夏期合宿を実施します!
例年、「富山県黒部市あこや~の」で
3日間行っていた中3夏期受験合宿。
今年度は、オンラインで実施いたします!
(事前連絡の上、
金沢南校・金沢校・東金沢校・浅野川校の
いずれかで受講していただくこともできます。)
この夏、お子様の可能性を最大値に伸ばすべく、
また有意義な時間となりますよう努めて参ります。
著:中野 信子
(小学館)
価格:858円(税込)
「キレる」はネガティブなことではない!
前向きに怒りと向き合える本
「思春期の子どもが反抗的・攻撃的になり、
毎日腫れ物に触るようだ」
「理不尽なことで上司にキレられたのに、
反論できなかった」
「不安になると攻撃的になってキレてしまう」
このように自分や他者の「怒り」に関する
悩みを持つ人は多いと思います。
けれども、「和をもって貴しとなす」という
ことわざがあるように人間関係の和を大切にし、
波風を立てないよう
過ごすことを良しとするあまりに
理不尽なことをされても我慢してしまう人も
多いのではないでしょうか。
私も、本書を読む前までは、
「怒る」、「キレる」ということに対して
「場の雰囲気を悪くすること」
「周りから好感を持たれないこと」という
ネガティブなイメージを持っていました。
「キレると損をする」という人も居るぐらいだし、
なるべくキレないでおこうと思っていたのです。
本書には、「損するキレ方、得するキレ方」
「キレる人との付き合い方」
「キレる自分の付き合い方」など、
キレることをネガティブなこととして
捉えるのではなく、
「キレる」ことへの具体的対処法・活用法について
脳科学の知見を交えて書かれています。
私は、本書を通じて「キレる」ことは
必ずしもネガティブなことではなく
コミュニケーションの手段の1つであり、
適切にキレることができれば、
他者から共感を得る事だってあり得るのだ、
と学ぶことができました。
生きていたら、
怒りの感情を抱かずにはいられない時もあります。
自分や他者の「怒り」について悩んでいる人には
その感情について
多面的に考え冷静になることができるので、
是非おすすめしたい一冊です。
ご紹介した「キレる!」という本の中で
とても印象的だったのは巻末にあった文章です。
“キレる”という問題を語るとき、
多くの人はこれをメンタルの問題だと考えるのではないでしょうか。
でも実は”日本語力”の問題なのではないかと思うことがあります。
マツコ・デラックスさんや有吉弘行さんなど
冠番組を持っている方は
素早い状況判断でツッコミを入れ、
上手に言葉を選び、賢く怒りを表現しています。
言葉の選び方が上手だから、誰かが傷ついたり、
怒った相手がうちのめされることが無いのです。
テレビ番組1つとっても、出演者の方の
言葉の選び方・切り返し方など
学べることが多いのだと気づかされました。
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