NHK E テレ「テストの花道ニューベンゼミ」解説でおなじみ、
東大セミナーの学習アドバイザーである清水章弘先生、
リクルート「スタディサプリ」にて「東大現代文」「京大現代文」を担当、
東大セミナー取締役である柳生好之先生。
受験のプロフェッショナルの2人が、中学3年の受験生と保護者様対象に、
「自分でも驚くほど成績が上がる勉強法」を伝授します!
収穫たくさんの2時間になること間違いなし!
ぜひ、この機会にご参加ください。
対 象:中学3年生とその保護者様対象
日 程:5/14(月) 19:30~21:30(開場19:00)
会 場:野々市市文化会館フォルテ
参加料:無料
申込方法:お通いの校舎までお問い合せください。
※東大セミナーにお通いでない方でご興味がある方は、
東大セミナー総合受付(0120-1586-37)へ。
著:パトリック・ニュウエル
訳:三方 洋子
(小学館)
価格:1,620円(税込)
今から5年程前、2013年にオックスフォード大学のカールフレイ氏らの論文『雇用の未来』で、10年後に無くなる職業の予測が発表されました。
野村総合研究所からも2030年には日本の労働人口の約49%が人工知能に代替可能になると発表がありました。
未来学者のトーマス・フレイは「2030年には全世界の雇用の半分である20億人の雇用が消える」とも言っています。
このようにロボットと人口知能の発達により、人間の仕事が減るという話題は枚挙に暇がありません。
親の立場からすれば、子供の将来が不安でしか無いです。
皆様も、わが子が意味ある人生を歩み、幸せであることが何よりも望みではないでしょうか。
そこで、その為に何が必要かを知ることができる一冊がこれです!
例えばAIに私達の仕事が取って代わられるからこそ、
あらゆる分野で、個性的で価値のあるクリエイティブなサービスを提供できる人材が必要で、
そのためには<21世紀型スキル>を持たなければならないと本書は説いています。
<21世紀型スキル>のうちの1つ、学習とイノベーションのスキルを<4つのC>と定義し、
そのスキルを子供に身につけさせるために、大人(親)はどう子供と接すればよいか、
具体的に説明していた点が特に印象的でした。
また、本書ではこれからの将来に必要な新しいスキルの紹介や教育についてだけでなく、
親の役割や家庭環境の大切さ、親の子供への具体的な声のかけかたなども紹介しており、
皆様のお悩み解決の一助になること間違いありません。
東大セミナーでも現在「ダブルUPコーチング」を導入し、
保護者様にも生徒のサポートをご協力頂くべく、保護者会などで情報提供を行っています。
実際に東大セミナーの社員研修で紹介された一冊ですので、
是非皆様にも読んで頂き、共通の見識で一緒に生徒の学力を伸ばしていきましょう!
新年度が始まり、一か月。
新しい環境での生活にも少しづつ慣れ始めるころでしょうか。
場所は変わらずとも、新しい仲間が入ることによってもまた、
見慣れたはずの景色が新鮮に見えるものです。
東大セミナーにも新しい仲間が入ってきました。
彼・彼女たちは、この一か月でたくさんのことを学び、吸収し、
大きく成長しているのが一目瞭然です。
そんなときに思い出す言葉、「初心忘れるべからず」。
室町時代の能楽の開祖・世阿弥の言葉です。
誰もが耳にしたことがある言葉ですが、
これには続きがあり、世阿弥が意図する意味は私たちが思っている意味と少し違うそうです。
世阿弥が言う「初心」とは、
「新しい事態に直面した時の対処方法、試練を乗り越えていく考え方」
を意味しています。
つまり、「初心を忘れるべからず」とは、
人生の試練の時に、どうやってその試練を乗り越えていったのか、
という経験を忘れるべきではないということらしいのです。
そして、こう続きます。
「是非の初心忘るべからず」
若い時の失敗や、未経験による苦労によって身につけた経験は、
決して忘れてはならない。それがの成功の糧になる。
「時々の初心忘るべからず」
歳と経験をその時々で積み重ねていくものを「時々の初心」といい、
その時々に合った演じ方を、常に初心の心で身につけ成長していくことが大切である。
「老後の初心忘るべからず」
老齢期には老齢期の試練や葛藤があり、そこで新たに身につけることが
「老後の初心」である。
「歳をとったから」「経験があるから」完成したということではなく、
老齢期を迎えてこそ分かる事や初めて習うことがあり、
乗り越えなければならない芸がある。
つまり、「初心忘れるべからず」とは、
いくつになっても遭遇するであろう、それまで経験したことがないことに対して
自分の未熟さを受け入れながら、新しいことに挑戦し続けることの大切さを意味していたのです。
「あんなときもあった」と過去を懐かしむだけでなく、
今、目の前にある事態に向き合う強さを、身につけていきたいものです。
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