今月の〇〇  ―2018/03― - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2018.02.28保護者通信

今月の〇〇  ―2018/03―


注目イベント「高校学習説明会」


(写真は昨年秋の高校合格ガイダンスです。)

 

この春、新高1生になる皆さんは、2020 年度大学入試改革1 期生です。

テスト形式は数学と国語で記述問題が出題される以外は大きく変化が無いように思われますが、

問われる力には大きな変化があります。

ですから、今までの学習法では間違いなく太刀打ちできない入試となります。

そこで今回はNHK E テレ「テストの花道ニューベンゼミ」解説でおなじみの

清水章弘先生をお招きし、高校生の学習のポイントをわかりやすくお伝えします。

また、親がどう関わりサポートすれば、お子様の潜在能力を最大限引き出すことができるか

お話しいたします。

 

対 象:新高1年生

日 程:3/8(木) 19:00~20:30

会 場:地場産業振興センター 新館1階コンベンションホール

参加料:無料

申込方法:お通いの校舎までお電話ください。

※東大セミナーにお通いでない方でご興味がある方は、

東大セミナー総合受付(0120-1586-37)までお電話ください。

 

 

 

 

今月の言葉


 

 

おススメ本「哲学な日々 考えさせない時代に抗して


野矢 茂樹

(講談社)

価格:1,458

 

哲学者が考える教育とは?

~「ほめて育てる」は最悪のシナリオに!

大切なのは○○○○こと!~

 

日本を代表する哲学者、野矢茂樹氏によるエッセイ集。

著者の専門はウィトゲンシュタイン(「語りえぬものについては沈黙せねばならない」で有名ですね)。

難解と思われる著作もありますが、本作は会話に近い平易な言葉によって書かれており、

大人から子どもはもちろん、大人びた子どもから「大人になりきれない大人」(私のような)まで、誰もが楽しめます。

 

一つをご紹介します。

国語教育にも関わっている著者。

「ほめて育てる教育」を否定しています。

曰く、「確かに、ほめられるとやる気が出る。

しかし、『ほめて育てる』という方針は根本的にまちがっている」と。

ほめられて育った子は、だれかにほめられるために頑張るようになり、そこから抜け出せない。

ほめる者はほめられる者よりも優位に立つ。

これは「最悪のシナリオ」と言うわけです。

では、どうしたらいいのでしょう。

著者はこう結論付けています。

「ほめるのではなく、共に喜ぶこと」。

 

東大セミナーでは、お子様を塾とご家庭の両方でサポートする

「ダブルUPコーチング」を導入します。

お子様の将来・志に向けて、共に協力し、共に喜ぶ体制を作っていきます。

 

 

 

編集後記


 

18日間にわたる平昌オリンピックが終了しました。

今回も、選手たちのたゆまぬ努力のもとに、たくさんのドラマがあり、

多くの日本人に感動と希望を与えてくれました。

やはり人が本気になった姿は美しく、かっこいいです。

 

東大セミナーの社員は、毎日朝礼をしています。

その中で、毎日交代で1人が担当となり、スピーチをするのですが、

今回のテーマは「自分にとってのかっこいいとは何か」でした。

これを聞いていると、なるほど人によって大きく考えが違います。

また、自分に合う「かっこいい」を考える人もいれば、

自分が持っていない「かっこいい」を考える人もいます。

しかし、共通しているのは、

「かっこいい」は、つまるところ人間の内面にあり、

その後に目に見える行動や結果があるということです。

 

自分なりの「かっこよさ」で構いません。

生徒たちにも、「かっこよく勉強してほしい」「かっこよく生きてほしい」と願います。

 

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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