中学受験合格の秘訣①星稜中学校 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2018.02.28保護者通信

中学受験合格の秘訣①星稜中学校


こんにちは。東大セミナーの上見です。

1月13日(土)雪が降りしきる中、限られた枠を勝ち取るための戦いが行われました。

そう、「星稜中学校入学試験」の日です。

全国区の部活動や中高一貫理数コースの実施など、

学業も部活動も高いレベルで行うことができる環境に、年々人気が上昇しており、

昨年度の受験者96名から、今年度は118名と受験者も増加しています。

定員70名に対して、昨年度は合格者が62名、今年度は合格者が82名という結果でした。

昨年度の結果から、定員に達してなくても合格基準を満たしていなければ不合格となり、

今年度の結果からは定員以上合格していることから

受験生の学力が全体的に向上していることがわかります。

受験が終了した今だからこそ、

東大セミナーでの星稜中受験対策授業で頑張っていた生徒たちを振り返り、

来年度受験する生徒たちに少しでも参考になればと思います。

 

 

 

星稜中に合格するためにやるべきこと

~科目対策編~


 

星稜中学校の入試科目は「国語・算数・理科・社会」の4科目と「面接」です。

4科目の入試得点と調査書、面接によって総合的に合否が判断されます。

4科目の試験では、基本から応用まで幅広く出題されています。

各科目の試験の特徴は、

国語では100~120字程度の作文が、

算数では答えとなる根拠を記述させる問題が、

理科では質量パーセント濃度の計算問題が、

社会では資料読解や漢字指定の語句問題が出題されることです。

これらの応用問題への対策も入念に行わなければなりません。

今年合格した生徒たちの学習方法を踏まえて、

来年度の受験生たちが今から取り組むべきことは大きく2つあると考えます。

 

1つは、未習範囲の早期修得です。

教科や年度によって多少異なる部分はありますが、

星稜中の入試範囲はおおよそ小6の2学期までに履修する内容です。

1月中旬に入試が行われることを考えると、

小6の夏休み中には2学期までの予習を完了させ、

秋以降に記述などの応用問題対策にじっくり取り組み、

冬には入試予想問題を中心に総合的な対策を行うことが必要です。

知識修得の完了時期が後半になればなるほど、

応用問題への対応や総合的な対策の時期も遅れてしまい、

入試までに間に合わないといった状況になりかねません。

ですので、星稜中受験を考えている生徒たちは、

小6の夏休みを目処に2学期までの内容を終了できるよう、

予習しておくことをお勧めします。

 

もう1つは、課題教科や単元の把握とその対策です。

ここでのポイントは、客観的事実に基づいた課題の把握を行うことです。

自分が課題だと思っていることが本当の課題であるとは限りません。

例えば「算数の計算は得意だけど図形は苦手だと思う。だから図形を中心に勉強しよう。」

というのは主観的な考えです。

テストを行ってみたところ、図形は星稜中の基準をクリアしていたが、

計算問題ではミスが多発し星稜中の基準に達していなかった場合、

早急に計算ミスの改善に取り組む必要があります。

そういった客観的事実を正確に把握するために、

東大セミナーの生徒たちは月に1度「学力テスト」を行い、

そのテスト結果と帳票を元に、授業内容や家庭学習の見直しを行います。

星稜中の入試問題はどの教科も幅広く単元が出題されていますので、

苦手分野をつくらないよう、今のうちに少しずつ対策を行っていきましょう。

先に紹介した「学力テスト」の成績表を参考にすることがお勧めです。

 

 

星稜中に合格するためにやるべきこと

~面接対策編~


上述の通り、星稜中学校の入試科目には「面接」があります。

東大セミナーの面接対策授業では、

挨拶や視線、言葉遣いなどの基本姿勢はもちろん、

想定される質問項目の把握やその対応方法など、内容面も細かく確認していきました。

生徒たちにとっては、正しい姿勢を意識しながら

自分の意見を発言することの難しさを感じた授業だったと思います。

今から行う面接の対策として最も有効な対策は、

「普段の生活を振り返り、言葉遣いや姿勢などの改善を行うこと」です。

学校の授業で積極的に発言する、親や兄弟に明るく大きな声で挨拶するなど、

普段の生活で大切にすべきことが、面接での評価項目と合致することが多々あります。

ですので、普段の生活から姿勢や挨拶、言葉遣いなどの精度を高めていくことは、

そのまま面接対策に繋がるのです。

 

星稜中学校は、高いレベルでの部活と勉強の両立、

一人一人の生徒に対するきめ細かな指導、

生徒や保護者からのアンケートを基にしたより良い教育活動の実現など、

現状に満足することなく常に成長している中学校です。

そういった環境で6年間学ぶことが出来るということは、非常に魅力的であるといえます。

だからこそ、受験対策の準備を入念に行い、確実に合格を勝ち取ってください。

そのためには、適切な学習に加えて、「なぜ星稜中学校に進学したいのか」

「どんな星稜中学生、高校生になりたいのか」ということを考えることも必要でしょう。

その自問自答が、受験へのモチベーションを明確にしてくれるはずです。

そして、見事合格を勝ち取ったら、そこがゴールでは無く新たなスタートです。

将来の志達成に向けて、受験勉強で体得した学習習慣を継続し、

実りある中学生活を過ごしていってください。

 

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https://www.tohsemi.com/syogaku.html

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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