学年別!受験直前期の過ごし方 - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2017.12.28保護者通信

学年別!受験直前期の過ごし方


皆さん、こんにちは。

いよいよ1月。受験が間近に迫ってきました。

これまでの努力を当日いかんなく発揮するために、この直前期をどう過ごすべきか、

受験学年別に東セミグループ各校舎の先生からご紹介していきます。

 

 

1.錦丘中学受験 「受験直前の勉強法」


 

東セミグループの山田公三です。

1月28日の錦丘中受験までいよいよ残り1ヶ月。

はじめての受験にドキドキ、何をしたら良いか分からない受験生も多いのではないでしょうか。

そこで中学受験のパートでは、本番で実力を発揮するために、

これからの勉強法で大事なポイントを2つご紹介します!

 

 

まずは、「基礎学力の最終チェック」を行いましょう。

直前なので、新しいことに手を出す必要はありません。

これまで積み重ねてきたものに穴がないかチェックすることがポイントです。

具体的には、過去問を解く、または塾のテキストや学力テストからランダムに選んだ問題を解く中で、

できない問題があれば単元ごと(速さ、歴史の流れなど)に克服していくというやり方が有効です。

 

できなかったものに「◯」「×」のチェックを入れておくとさらに効率的です。

「×」のついた問題は、「その日、次の日、日曜日」のタイミングでノートを見返したり、

解きなおしを行うなどして、不安をなくし、当日の自信につなげていきます。

 

二つ目のポイントは「入試本番を想定した演習」を行うことです。

適性検査の対策としては、

・時間計測をすること

・作文の構成メモをつくること

・算数の途中式や記述問題を正しく書けること

に意識を向けながら演習を行うことが重要です。

 

特に、「算数の途中式や記述問題を正しく書ける」ようになるためには、

東セミグループでの授業だけでなく、ご自宅での演習にもセルフレクチャーを行ってください。

そうすると、順序だてて相手に分かりやすく説明できる「記述力」も養えます。

この時期からでも、ぜひ試してみてください。

また、面接対策としては、塾や自宅で模擬面接をして練習を積みましょう。

姿勢、礼、声の出し方、答えるときは結論から述べるなど、

ご自宅でもポイントを絞って練習もしてみてください。

 

小学生は直前でも大きく伸びます。

最後には、「家族も先生も応援しているよ」ということを伝えて、

自信を持って本番に臨んでもらいたいですね。

 

 

2.高校受験 「学習効果を高めるひと工夫」


 

東セミグループの関口です。

中3生は、2月1日の私立高校入試、3月6日7日の石川県公立高校入試と

あと2か月程度、受験生活は続きます。

そんな中3生にとっても、この冬は最後の山場。

しかし、怖いのは冬休みやお正月などで生活サイクルが若干崩れることです。

「塾が休みの日は…」なんて考えている人はいませんか?

そこで、高校受験のパートでは「時間」にこだわってお話をしていきます。

 

 

受験生というと、夜遅くまで勉強するというイメージがあるかもしれません。

でもこれは間違いです。

夜型の勉強スタイルは、効果が低いことが科学的に示されています。

夜遅くまで勉強をしても、集中力は低下するし、頭に入らないし…効率が良くありません。

その結果、寝不足になってしまうと、次の日も朝からボーっとなり授業も集中できません。

 

では、受験生にとって理想的な勉強スタイルはどんなものでしょうか

それはズバリ「朝型の勉強スタイル」です。

朝は論理的な行為に適していると言われ、頭が冴えている時間帯です。

特に数学などの思考力が問われる教科は、午前中に勉強するのが理想的と言われています。

また、朝型の勉強スタイルになると、気持ちも落ち着き、余裕を持った行動ができます。

そうなれば、東セミの冬期講習も、学校の授業なども集中して受けることができるので、

残り2カ月間を一番有効に過ごしたいと考えるならば、

まずは、朝型の勉強に変えることからチャレンジしてください!

 

では、朝型に変えるためにはどうしたらよいのでしょうか。

まず、朝早く起きるための工夫をご紹介します。

・前日の夜は早く寝る(これが一番大切です)

・カーテンを開けて寝る(日光が入ってくると自然に目が覚めます)

・午前中に予定を入れる【休日】(1月2月の休日は「附属・泉丘・小松高突破講座」を朝から受けましょう)

・「朝寝坊」も1時間までと決める【休日】(大幅にリズムを崩さないようにしましょう)

 

また、「東セミや学校の宿題が終わらないから寝られない」という人も中にはいるかもしれません。

そんな人は、スキマ時間を意識してみてください。

例えば、学校には昼休み、東セミにも40分の昼休み・夕休みがあります。

その時間も有効に使ってみましょう。

かえって、短時間集中で効率よく学習できるかもしれません。

 

夜更かしは受験生の天敵。

かつて私が担当した生徒の中にも、入試本番で「眠くなってしまって、試験に全然集中できなかった」という生徒がいました。

どうやら夜型の勉強が原因だったようです。

肝心な入試本番で失敗しないためにも、今から朝型の勉強スタイルを身につけたいものですね。

 

 

大学受験 「最後の2週間、最終点検リスト」


 

東セミグループの町田です。

高3生の皆さんは、約2週間後にセンター試験を迎えます。

大きなセンター試験会場や県外会場で受験するということは、

意外に大きな負担となることがあります。

大学受験のパートでは、試験当日に実力を発揮するための、

受験直前の過ごし方についてお伝えします。

 

 

☑当日の『持ち物リスト』を作成

本番当日に忘れ物に気付くと、それだけでパニックになってしまいます。

今のうちに、当日に何を持っていくのかを整理しておきましょう。

 

・受験票

・筆記用具(鉛筆・消しゴムは多めに、)、鉛筆削り

・参考書、ノート

・腕時計

・昼食、飲み物

・常備薬・のど飴

・防寒具(カイロ・手袋・マフラーなど)、雨具

・ハンカチ、ティッシュ、マスク

・健康保険証(急病に備えて。コピーでも可)

・現金

・学生証・生徒手帳

・携帯電話

・募集要項、受験上の注意

 

 

☑体調管理

まずは生活リズムを整えましょう。

受験当日の移動時間と集合時間を考え、テスト開始の2~4時間前の起床になると思います。

しかし、夜型だった人が当日だけ朝早く起きようとしても、なかなか脳は活性化しません。

この2週間前の時期からは当日の起床時間にリズムを合わせるようにしましょう。

また、入試直前になると睡眠時間を削って勉強しようとする人がいますが、

これは体調不良にもなりやすいですし、学習効率の点からも間違っています。

脳が学習した情報を整理して記憶するためにも、十分な睡眠が必要と言われています。

 

 

☑当日の天気

例年、センター試験は天気が悪い日が多いです。

寒さ対策と交通手段を確認しておいて下さい。

試験会場までの移動時間や開場までの待機時間はもちろん、

会場自体も暖房の効きにくい大教室で行われることもあります。

外では、手袋やマフラー、靴用カイロなどを着け、暖を取りましょう。

また、会場の室温は予測できないので、

脱ぎ着しやすいカーディガンや普通のカイロで自分にとって快適な温度になるよう、

調整できる方がベストです。

また、初めて訪れる場所は緊張します。

出来ることなら受験と同じ時間帯で下見をしておきましょう。

その際は、公共の交通機関を使うこともお勧めします。

 

 

☑復習中心

新たな問題や難問に時間をかけるより、今まで勉強してきたものを見直してみてください。

あやふやなものを確実にする時間を取りましょう。

その際は、「テストで失敗しそうなミス、出たら困る問題、直前に見ておきたい問題・公式」を書き出し、

当日もお守りがわりに持っていきます。

人は不安があると、本番思うように力が出せないものです。

「これを見ておけば大丈夫だ」という少しの安心をつくりましょう。

 

 

☑受験前日、合格したらやりたいことをノートに書く

この大学受験に向けて、早ければ高1生から志望校を目指しがんばってきた人も多いかもしれません。

だからこそ、今までの受験とは比べものにもならないほどの緊張感もあるでしょう。

そこでおすすめするのが、この方法です。

 

50メートル走を走るとき、人は50メートルぴったりでとまることはできません。

しかしながら、意識せずにいるとゴールテープを切るときはトップスピードではなく、

「もう少しで、とまろう」と少し力を緩めているものです。

 

高校3年間目指してきた目標だからこそ、「これがゴールだ」と思うとプレッシャーも大きいです。

5メートル先を見るつもりで、合格後のイメージを持ってみるのです。

自分の「志」に立ち返ってみるのもいいでしょう。

 

 

 

困った事があったらすぐに私たち東セミグループのスタッフにご相談下さい。

全力でサポートします!

そして、最後は家族の皆さんが支えとなります。

保護者の皆様は温かい言葉をかけて応援してあげてください。

 

「ガンバレ!受験生!」

 

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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