皆さんこんにちは。東大セミナーの吉長です。
本日2024年度石川県公立高校入試合格発表がありました。
今年の入試は公立高校全体の平均倍率が1.00倍を割り込み、各高校例年より倍率が落ち込む入試となりました。とはいえ、泉丘高校をはじめ、上位の進学校は例年通り、合格を争う戦いです。正午の合格発表を待つ高校の現場では、受験生とそのご家族が発表までの緊張のある空気と、発表直後の歓喜の声に包まれる受験ならではの空気感を感じました。
ここで今年担当した生徒の一人のエピソードをお伝えしたいと思います。
その生徒は受験本番1ヵ月前の模試の成績は合格基準偏差値を下回る状況で、志望校を下げる判断をしてもおかしくない状況でした。そんな中での親御さんと生徒本人との三者面談で、受験校決定の相談をいただいていました。
「高校卒業後はどんな進路を辿りたい?」との問いにその生徒は「医者になるために医学部に進学したい」と答えました。
「であれば、どの高校に進学するとその可能性を伸ばせると思う?」
「〇〇高校です。」
非常にありきたりな対話ですが、この生徒の一言が、私が〇〇高校の受験を後押しする大きなきっかけになりました。ただ、その後押しの背景にはこの生徒の受験勉強のある姿勢がありました。それは「やらないことを決める」と「言われたことは即実行」です。
不安な受験直前期、地に足がつかない学習をすすめる生徒もいます。そんな中で、
「この科目はこれだけやり切ります!」「時間内に解答するために、先生の言ったやり方で演習します。」とこの生徒は素直に実行し続けて本番までの残り期間を過ごしていました。
三者面談では「将来の目標・志、そしてこの行動姿勢が見えているので、〇〇高校受験、大丈夫です!」と保護者にお伝えし、〇〇高校を受験することになりました。
そして、本日の合格発表、無事、泉丘高校合格を勝ち取ってくれました。
高校合格は将来のための通過点ですが、この高校合格のために身についた行動は次の大学受験も含めた未来に活かされます。これからの受験生には、この受験の機会を行動を変える大きな機会として過ごして欲しいと願っています。
一昨日の大学合格実績に引き続き、東大セミナー各校舎の本年度の合格実績について、速報をお伝えいたします。
※速報値※
金沢泉丘高校 22名
小松高校 2名
金沢二水高校 11名
滋賀県立米原高校 1名
金沢桜丘高校 10名
金沢錦丘高校 6名
野々市明倫高校 4名
金沢西高校 6名
金沢伏見高校 3名
石川県立工業高校 4名
金沢市立工業高校 1名
金沢商業高校 5名
田鶴浜高校 1名
松任校高校 1名
鶴来高校 1名
北稜高校 1名
Copyright ©金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー All Rights Reserved.