今月の○○―2023/07― - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2023.06.30保護者通信

今月の○○―2023/07―


イベント

小6・中学生対象
「夏期オンライン受験合宿」

 

 

この夏、『本気の受験生』になる!

本番の受験さながらの夏期特別入試(模擬入試)、合格発表、入試対策授業(英数国理社)、チームMTで生徒の『意識改革』を行います。

 

対象:

受験対策コースの小6生・中学生

※講習生は、講習期間が4週間の生徒が対象です。

 

実施日時:

7/28(金)~7/30(日) 

中学生 8:00~19:00

小学生 9:00~18:00

 

内容:

7/28(金)直前対策授業

7/29(土)直前対策授業・夏期特別入試

7/30(日)合格発表・振り返りと今後の学習計画作成

 

参加費:

参加費無料

※別途教材費がかかります。(すべて税込みです。)

 小6生:1,500円 / 中1~中2生:3,050円 / 中3生:2,530円

 

申込方法:

東大セミナーにお通いの方はComiruのお知らせよりご案内いたします。

東大セミナーにお通いでない方は、夏期講習のお申込みをお願いいたします。

夏期講習の詳細はこちら

 

 

 

 

今月の言葉


 

すべての人間は、生まれつき、知ることを欲す。
アリストテレス(哲学者)

 

 

 

 

今月のおススメ本

「バイアス社会」を生き延びる


 

 

著者:中野 信子

出版社:‎ 小学館

価格(税込):968円

 

「自分で考えるベストな人生」を歩みたい人におススメの本

「バイアス」とは、考え方の偏りや思い込み、思い違い、特定の概念への固執など、人間の認知の歪みのことです。

例えば、「男性は家族を養うべき」という考えや、「女性ならば料理は自分で作るべき」という考えは、性別だけを理由にその人の「あるべき姿」を決めつけてしまう、「ジェンダーバイアス」に分類されます。思い込みや周囲の環境により、非合理な判断をしてしまう心理現象のことを「バイアス」と言い、こういった考え方の偏り(バイアス)は誰にでもあると言われています。何故ならば、人の考え方には絶対的な正しさや基準が無く、どこからが偏りがあって、どこまでが偏りがない、ということも言い切れないからです。

さて、時にはこういった周囲の偏見や思い込みによって、生きづらさを感じる場合もあるのではないでしょうか。先に挙げた例で言えば、「男性は家族を養うべき」という思い込みによって、「仕事を頑張らなければならない」とプレッシャーを感じる男性もいるかもしれませんし、料理が苦手な女性にとっては、女性であるというだけで料理を作らなければならないことが、苦痛かもしれません。本書は、バイアスによって生きづらさを感じている人のために、人生を今よりも悠々と歩むための処世術を教えてくれる本です。

 本書には「自分のバイアスで他人を縛る事例」として、Twitterで話題になった「ポテサラ論争」についても取り上げられていました。スーパーの惣菜コーナーで、幼児連れの女性がおじさんに「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と言われたそうです。

通りすがりのおじさんだけではなく、会社の上司から「母親なのにポテトサラダを手作りしないこと」を咎められる可能性もありますよね。本書では、価値観の違う人と過ごさなければならないのは、人間社会の常であるので、真っ向から戦うのではなく、上手くかわす方法を身につけた方が良いとされています。そして、こんな対応例が紹介されていました。

 

  • ・「今どきそんなことを言うと、ママさんたちから怖がられちゃいますよ」とニッコリたしなめる
  • ・「スーパーのポテトサラダをつくっているのは自分の友人で、子どもの好物が友人のつくるポテトサラダ」「ポテトサラダ修行中で、美味しいポテトサラダを研究している」などと罪のない嘘をつく
  • ・「そうおっしゃる部長の奥様はなんでも上手につくられるんでしょうね。何がお得意なんですか?」と話を逸らす
  • ・「実家が貧乏で、スーパーのお惣菜が買えなかったけれど、結婚してポテトサラダを買ったらとても美味しくてハマってしまった」と同情を誘う

 

あなたがもしも「ポテトサラダは手作りしなくとも良い」という考えなら、どう返しますか?本書にはその他にも色々な処世術が紹介されているので、「バイアス」について興味がある人や、バイアスによって生きづらさを感じている人におススメの一冊です。

 

 

 

 

編集後記


 

よく、「加齢によって記憶力が落ちる」と言われますね。でも実際には、度忘れの数は子どもも大人も変わらないのだそうです。

物事を記憶するには、年齢ではなく「対象にどれだけ感情が動いているか」が大きな鍵となります。受験やテストのための勉強であっても、嫌々勉強するのと、勉強そのものを楽しみながらできるかで、結果が違ってくるということですね。

生徒が自分の目標に向かいながら、勉強を楽しむ気持ちも育めるよう、指導に努めてまいります。

これからも東大セミナーを、よろしくお願いいたします。

 

参考:記憶力は今からでも伸ばせる!? 楽しみながら鍛えよう! | 研究最前線の先生に聞く いま女子からだナビ | 女性健康科学研究会 | ロート製薬

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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