皆さんこんにちは。
石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 東大セミナーの川本です。
今回は、「中学受験面接対策」についてお伝えします。
目次
面接試験は、大きく分けて「個人面接」と「グループ面接」があります。
更に「グループ」面接では、
・「個人面接」を集団形式で行うもの
・ディスカッションやプレゼンを求めるもの
に分けることができます。
それぞれ、求められる能力が異なるため、面接形式に合わせた対策を行う必要があります。
現小学6年生の中学受験(石川県)の面接形式(予定)は以下の通りです。
・金沢大学附属中学校 → 個人面接
・錦丘中学校 → 個人面接
・星稜中学校 → グループ面接(ディスカッション+プレゼン)
・金沢学院大学附属中学校 → 個人面接
・北陸学院中学校 → 個人面接
・金沢龍谷高等学校中等部 → 個人面接(保護者面接有)
ただし、コロナウイルスの状況や受験者数によっては、個人面接→グループ面接に変更、
また面接自体が中止となることも、あるかもしれません。
まず、一般的な個人面接(及びグループ面接形式での実質個人面接)では、
以下4つのポイントを意識しましょう。
・姿勢(座り方、手の位置など)
・声(はっきり大きくわかりやすく)
・目線(質問者の目を見る)
・返事(特に初めの質問と切り返しに注意)
・礼(分離礼)
総じて、〇〇学校に相応しいと面接官が感じられる対応が必要です。
面接官「好きな食べ物は何ですか?」
生徒 「マクドナルドです」
これが間違いです。
マクドナルドはお店であって、食べ物ではありません。
英語検定二次試験同様、疑問詞を意識し、
何を質問されたのか、文末表現をどのようにする必要があるか、訓練が大切です。
時系列で話す癖がある生徒も多いです。
どのような質問であれ、結論をまず言い切り、 そのうえで理由や例えという流れを作りましょう。
将来の志、そのための職業や資格、それらを得るための環境(大学)
そしてその環境に進学するために〇〇中学校を受験する、という一貫性を持つと
大抵の質問は対応できます。
上記姿勢面で、最も差が出る(習慣化に時間がかかる)項目が「返事」「礼」です。
「返事」:どのような質問であれ、「はい、私は…」と始める
「礼」:分離礼(言葉と礼を分ける)が基本
対策を行っていると、恥ずかしいと感じるためか中途半端な姿勢で行う生徒も多く、
それが当然という状態まで習慣化することで、中学受験だけでなく、その先にも
良い影響を与えることができます。
親子関係の中では、主語や修飾語を外した会話でも成り立つ場合があります。
そこで保護者にも協力いただき、普段の会話を少し意識してみましょう。
疑問詞を意識し「What」「Who」「Where」「When」「Why」「How」「Do you…」
・どの質問形式なのか → 応じた返答ができているか
・結論→理由の流れになっているか
の2項目をチェックします。
会話は日用会話で問題ありません。
その他、
・ディスカッション、プレゼン対策
・一貫性の確立
・自分の言葉で話す
などは、なかなか自宅では行いにくいもの。
こういった対策は、ぜひ塾を利用してみてください。
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