皆さんこんにちは。
金沢市、白山市、野々市市の学習塾 東大セミナーの浜上です。
今回は、「テスト直し」についてお伝えします。
みなさんテストの度にもう一度問題を解きなおして学校に提出していると思います。
これをきっちりしているのに成績が伸びない・・と感じている人はいませんか?
そんな人に是非読んでいただきたい内容を今回は記載いたします。
学校で提出しないといけないから、解き直しをして期限までに出す。
はい、私も学生時代はそのように考えてギリギリで慌てて解いて出していたものでした。
しかし、全く成績が上がらず作業的にこなしていた感が今となっては否めません。
ただ、成績のよい生徒を分析していると、この「テスト直し」に私と明確な違いがあったのです。
この違いについて認識し、成績の良い生徒の仲間入りをしていきましょう!
ズバリ、テスト直しの目的は
本番の入試のためにどう時間配分を決めるか、つまり
ミスをしないためにどのタイミングで見直しをするか、飛ばす問題は何分で見切りをつけるか、
これらを決め次のテストで試すことなのです。
「時間配分が大切だ」とよく耳にされると思いますが、具体的にどう時間配分するかを決めずに、なんとなく行っている生徒が多いのが実情です。
しかし、本番でいきなり時間配分を意識して成功するはずがありません。
日ごろのテストで練習をして、本番にて限りなく自分なりの完成形を出せるよう近づけていかなければなりません。
では実際どのように時間配分、すなわち見直しのタイミング、飛ばす問題を見切るか。
まずは、問題を
の3つに仕分けしてみましょう。
まずは×から説明します。
×に関しては現時点では得点することは難しいので迷わず飛ばす対象の問題です。
その問題ができるよう知識を入れ、次回までの課題としましょう。
次回までに間に合わない場合は引き続き迷わず飛ばすことを決めておきましょう。
△は、一番判断が難しいところです。
自分なりのルールを作り、例えば「5分で解けなければ『もう少しでできるかも?』と思っても飛ばす」など、次のテストで同じ状況が出た時は試してみてください。
20分かけて解けたとしても、それは他の問題への時間が当てられない分大きなマイナスとなります。
〇につきましては絶対正解しないといけない問題です。
見直しの段階でこれを落としていることが発覚したら大いに反省してください。
人間はミスをするものです。
たまたまで済ませていたら絶対成績は安定しません。
例えば数学の計算問題はテスト中にその場で二回解きなおすようにするなど。
その場で二回解きなおして答えが同じならかなりの確率で正答です。
そうすることによって後からその問題を見直さなくてよいマークを付けるなどすると、見直し時間の短縮にもなります。
このように、テスト直しでは次のテストの動きを決めることがとても大切なのです。
動きを決めたらノートにまとめ、〇の項目の間違えを極力なくすことを最優先にして次回に取り組んでください。
これらを本番までのテストで練習していくことで、自分なりのテストでの動きが固まっていきます。
時間があれば全部解けるテストもあるでしょう。
ただ、テストは時間が限られています。
限られた時間内でどう点数を最大化させるかを考えることがテスト直しでは大切なのです。
是非次から実践してみてください。
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