皆さんこんにちは。
東大セミナーの中島です。
今回は、
「石川県の公立高校入試に向けた
理科の勉強法」についてお伝えします。
目次
2021年度の入試問題では、
100点のうち記述問題が約30点、
短文記述、作図問題、計算問題を
合わせると約50点分は
ただ覚えているだけでは解けない問題です。
そしてその50点のうちの40点は
記述問題と短文記述になっています。
つまり、記述問題の対策をしておかないと、
石川県で上位校に合格していくことは
難しくなってしまうということになります。
しかし、その記述対策は中学1年、
2年の今からでも始めていくことができます!
記述の「答え方」が分かれば
普段の定期テストでも
得点力をつけることができます。
ただし、記述問題の対策をするには
基本的な知識があることが前提です。
まだ知識としてあいまいな部分がある場合は、
まずそこを復習してから
記述問題の対策を行ってくださいね。
国語や社会の記述問題での答え方も同じで、
一見当たり前かのように思いますが、
重要なポイントとは
「問いに合わせて語尾を変える」
ということです。
問題に「なぜ~」や「理由を答えよ」
という内容があったら、
解答の語尾は「~のため」、
「~だから」という風に応えなければいけません。
例)
問 ビーカーの表面に水滴ができたのはなぜか。
答 ビーカー表面付近の空気の温度が
露点よりも下がったから。
※2021年度の入試問題で理由を問う問題は5問ありました。
また、「どのようにできたか」と聞かれたら
「このようにできた」という内容で
答えなければいけませんし、
「どのように進むか」と聞かれたら
「このように進む」という内容で
答えなければいけません。
例)
問 光は凸レンズを通過した後、
どのような方向に進むか
答 凸レンズの軸に平行な方向へ進む。
語尾を意識した解答づくり、
改めて意識していきましょう。
理科の記述問題なのに英語?と
思われたかもしれませんがそうではありません。
記述の解答をつくる際に、
いつ(when)、
どこで(where)、
誰が(who)、
何を(what)、
なぜ(why)、
どのように(how)を
意識してほしいということです。
これを意識して入れることで、
必要な内容を取りこぼすことなく
解答に入れることができるようになります。
例)
問 やませとは何か説明しなさい。
答 親潮の影響で 東北地方の太平洋側で
why where
夏に吹く冷たい 北東の風。
when how what
例題では、誰が(who)は使いませんでしたが、
このように5W1Hを入れるように
意識すると完答をつくることができ、
失点が少なくなります。
上位校を目指している場合、
学校によっては減点がなく少しでも
間違っていれば✕になってしまう場合もあります。
よって、日々の学習から今回紹介したポイントに
気を付けて記述問題の解答を
つくることはとても重要です。
ぜひ意識してみてください!
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